2023年5月8日月曜日

弦カルの発表会に向けて

  スタジオでアンサンブル・レッスンをしていただいている弦楽カルテットの方も、8月の発表会に向けて始動しはじめた(この言い方からして、ほんのちょっとしか進んでいないのはわかっていただけると思うが)。

 こちらの方は3月に先生主催の発表会を終えているので、次は何の曲をしましょうか、というところから始まる。日が迫っているので、そんなに難しい曲は無理なのだが、そこは怖いもの知らずでいろんな候補が上がってくる。候補を上げるからには楽譜があることが前提だ。だから、候補が上がった段階で楽譜が配られる。

 先月の22日に、発表会後初めてのレッスンがあったのだが、そのときまでに、配られた楽譜をひととおりさらっておく。こちらも昨日の記事の変則三重奏同様、ひとり1パートなので、落ちる訳にはいかない。最低限、落ちても戻れるようにしておいて、自分の所為で演奏が終わってしまうことのないようにしておかないといけない。22日までの段階では、おそらくこれが第一優先順位だったと思う。アマオケの定期演奏会よりも先に本番がくるし、ひとり1パートだし、変則三重奏のような「出し物」(と言っても真剣にやるからこそいいのだが)ではない。

 結局、レッスンで難しい曲はどんどん候補から外れて、クラシックの曲(クラシックの曲をもとにアレンジしているものも含む)3曲になった。

 まず、有名な「G線上のアリア」の元になった、バッハの管弦楽組曲3番の第2曲。もちろん組曲を全部やったら大変なのだけれど、アリアだけならなんとかなるような気がしないでもないように思ったりしている。

 次に、ホルストのジュピター、というより平原綾香のジュピター。確かアマオケでも同じようなアレンジで弾いたことがある。まったく同じではないと思うけど。

 そして、シベリウスのアンダンテ・フェスティーボ。これは先生からいただいた曲なのだが、偶然にも、アマオケに入って初めて乗ったステージの最初の曲だ。

 ただ、どれも最初からみんながバッチリ弾けるわけではない。そんなバッチリだったらもうレッスンはいらないのだが、バッチリ弾けなかったというので、すっかり落ち込んでいる人もいて、「4ヶ月で発表会なんて無理だ」などと決めつけておられたりする。とりあえず、レッスンで見てもらう曲としてはこの3曲で決まったのだけれど、8月の発表会はドタキャンになる可能性も出てきた。

0 件のコメント:

コメントを投稿