レッスンでよく「走らない」と言われるのだが、その意味するところが初めて分かった。
練習でも、メトロノームと合わなくなって、焦って合わそうとすると、1拍早まったりすることがある。フィンガリングのややこしいところとか、小指を使うところとか、ポジションを移動するところとか、特に最近先生から指摘されるのは移弦するところとかで、拍が合わなくなってしまう。たいていは先に進んでしまう。これを「走る」というのだと思っていた。それは半分は正しい。けれど、半分は理解できていなかった。
ただ速くなるというだけではなく、そこでテンポを失ってしまうのだという。「走る」というより「転ぶ」という感じになるようだ。
アイネクの最初のフレーズ。四分音符を弾いたら、八部休符の間に一回弓を上げて戻して、それから八分音符を弾くのだけれど、そこの八分音符を弾くところをビビってしまって、テンポ感を失ってしまう。四分音符であまり弓を使わず、元弓だけで弾くようにすることで解決するかも。
6小節目、八分音符での刻みにアクセントが付くところ。ソソソソ ララララ ラドファラ の「ラドファラ」の最後の「ラ」だけA線に移弦して開放弦で済まそうとして移弦にもたついているから、4指使って移弦をなくすとか。
八分音符で刻むところは、全部の八分音符が同じような音色になるように気を付けないと、移弦の直後だったり小指だったりでテンポ感がなくなってしまうとか。
まだまだ課題満載だなぁ。
ところで、こんなページを見つけた。
https://violin-sonata.com/7986/
なんか、自分と同じ性格の人が書いているような気がしてならない。