2019年5月22日水曜日

アンサンブルの発表に向けて~選曲~

 来年の発表会でアンサンブルの演奏をすることは決定。そうなると次は選曲だ。楽器はヴァイオリン二声+ヴィオラ。前々回の発表会のような、ヴィオラ、クラリネット、マリンバだとか、前回のヴィオラ、クラリネット、マリンバ、アルトサックス、ピアノ、ヴォーカルといった、楽器の編成としては何の脈略もなく、男性の受講生が弾いている楽器がたまたまその3つだったとか、そのおっちゃんばっかりの演奏を面白がって寄ってきた人のパートがそれだったという編成に比べると、ずっと選曲はしやすいはず。
 というか、前回までは楽器の編成から選曲することは不可能なので、先に弾きたい曲を決めて、別の編成の楽譜からアレンジしたり、アレンジャーの先生に楽譜を起こしてもらったりしていた。今回はどんやって選曲したものだろうか。

 まず考えられるのはトリオ・ソナタ。通常はチェロとチェンバロで弾く通奏低音を1オクターブ上げてヴィオラとピアノで弾くというもの。場合によってはピアノなしでもいい。ネタにはこと欠かないのだが、ほぼバロック限定なので、好みが分かれるところ。それに、メロディーラインの受け渡しが複雑なものが多く、3人ともそこそこの実力がないと演奏が途切れてしまう。バロックの割には難しいかもしれない。

 それじゃ、パッヘルベルのカノン。もともとヴァイオリン三声プラス通奏低音なので、ピアノに通奏低音を弾いてもらえばばっちりだ。ヴァイオリンのうち一声をヴィオラにアレンジした楽譜もある。ただ、あまりにも王道過ぎて、拙かった時に拙いのがすぐわかってしまう。それに、以前にも発表会でやったことがあるので、ずっと発表会に出ている人にとっては一度聞いたことのある曲になってしまう。

 そこで考えたのは弦楽四重奏。これならネタは豊富だし、モーツアルトのように好き嫌いのあまり別れないネタから選ぶこともできる。パッヘルベルのカノンほど王道感もなく、「なんかどっかで聞いたことある」というぐらいの適度に有名なところから選ぶこともできる。チェロはいないので、チェロの先生にお願いするか、ピアノで補ってもらえばいい。
 たとえばこれなんかどうだろう。

 
 なんか、ちょっと面白くなってきたぞ。

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