前回の記事を書いた段階で既に1週間ほど痛み(最初のうちは違和感という程度であったが)が続いていたのだが、いよいよその痛みも強くなって直る気配がないので、整骨院で診てもらうことにした。いままで腱鞘炎というものに罹ったことがないのだが、どうも腱鞘炎っぽい、ということをいうと、まだ腱鞘炎にはなっていませんね、とのこと。
手首には8つの軟骨があって、ひねるとその間が開くようになっているらしい。ひねった手首を元に戻すとそれらの骨の位置も元に戻るのだが、それが戻りきらずに開いたままになっていて、神経を刺激しているとのこと。電極を当ててもらったり、バンドをしたり、膏薬を貼ってもらったり、思いっきりグイッと引っ張ってもらったりと、いろいろとやってもらったが、そんな急に治るものでもない。ま、しかし治らないものではないとのことだった。
治療法としては、基本的には日付薬なのだが、ヴァイオリンを弾くときに手首の軟骨の間が開かないように、手首の、骨が出っ張っているところよりも先のところにサポータをせよとのこと。しかし、これでは思うように手首を捻ることが出来ない。これは困った。
患部は温めた方がいいと言われたのだが、処方された湿布薬は冷湿布。ずっと湿布していると肌がかぶれるので、練習した後に貼るようにとのことだ。
面白いのが手首のストレッチ。手のひらをテーブルの上かどこかにペタッと付けて、肩を前に突き出して手首の裏側を伸ばす。アキレス腱を伸ばす時と同じ要領だ。
ヴァイオリンを弾くときにサポーターをするという言い付けは守れず、当面は湿布とストレッチで何とかしようとしているところ。クルマを運転するときとか、どうしても手首に力が入りがちなときはサポーターをするようにしている。
身体の痛みは辛いし困りますね。ビオラだと楽器も大きいので身体への負担が増すのでしょうか?発表会前で練習にも熱が入っておられるところでしょう。でも、無理しすぎず、お大事にしてくださいね。
返信削除ヴァイオリンを構える時の左肘や左手首の形は、日常生活ではあまりない形。ヴィオラはヴァイオリンよりも遠くまで指を持って行かないといけないので、確かに負担は大きいです。だけど、べつにこの何週間かのうちにヴィオラを始めたわけではないので、いままでいかに適当に練習してきたのか、そっちの方を反省するべきなのかもしれません。
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