あっという間に7月も終わり、いよいよ今月は発表会、というところまで来てしまった。
1月にヴァイオリンを再開して以来、朝に練習時間を確保している。発表会が近づいてきたこの頃では、平日はほぼ毎日。時間にすると1回1時間ぐらいまで。30分だけという日もある。練習する曲が1曲だけならこれでもいいのだが、3曲となると十分な練習時間を確保しているとは言えない。短い曲ではあるが、レッスンの毎に
ここは繰り返し練習
という宿題が課されるわけだし、それも1箇所だけではない。1曲を通して弾いて、間違ったところを間違えずに弾けるようになるまで繰り返す、というだけでも30分ほどを使ってしまう。言い換えると、まだそれぐらいの完成度しかないということなのだが・・・。
確かに、短時間であっても毎日繰り返し練習するというのは効果的だ。ただ、それは毎日同じ練習をするということが前提だ。毎日、音階練習を繰り返すとか、セヴシック経を唱えるとか、いや、そんな退屈な練習でなくても、毎日同じ曲ばかり練習するとか、そういうことをすれば上達は早い。いまある3曲を紛いなりにも弾けるようになったのは、少なくとも1週間、その曲ばかりを練習したりしていた成果なのだが、この先、もうちょっとレベルを上げて、せめて発表会で恥ずかしくないところまで、と思うと、その繰り返し練習を、曲ごとにしておかないといけない。しかし、1日に30分から1時間ぐらいとなると、3日に1回しか弾かない曲も出てくるわけで、そうすると
この前はこのレベルまで弾けたのに・・・
なんてことになる。
そんな訳で、遅まきながら、曲の練習をする前に音階練習をするよう心掛けるようにした。3曲のうち、バッハのプレリュードはト長調だから、この曲を練習する前にまず、ト長調の音階練習をする。ラビュタならニ短調、カノンはニ長調だ。調はちがっても音階練習は毎日することになるので、これを繰り返していけば、ちょっとは音程が安定するかもしれない。
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