ヴァイオリンって、小さい頃からやっていないと弾けないですよね。
ヴァイオリンって、すっごく高いんですよね。
私もそう思っていました。
楽器の多くは大人の体格に合わせて作られているので、子供の小さな身体では構えることもできません。ところがヴァイオリンだけは例外で、子供用のミニチュアのような楽器が用意されています。だから、プロの演奏家でテレビに出てきてインタビューを受けるような人は、たいてい3歳ぐらいからヴァイオリンをしている人ばかり。そして、持っている楽器もとっても高価。それ以外に身近にヴァイオリンを持っている人なんて普通はいないですから、きっとヴァイオリンをやっている人はみんな3歳からやっていて、みんなとっても高価な楽器を持っているのだと思ってしまうんですね。
小さい頃からやっていないと弾けないのはある意味本当です。
私は大人になってからヴァイオリンを始めた物好きですが、どうにもこうにもならないことがいっぱいあります。だけど、世間にはそんな物好きな人はいっぱいいるのだということがわかりました。もちろん、いまからプロになるなんていうのは望むべくもないのですが、それなりに楽しめます。値段は… クルマの値段からゼロひとつとったぐらい。けっしてお安くはないですけど、思っていたほどお高くないでしょ。
「四十の手習い」という言葉がありますが(調べてみると、もともとは「六十の手習い」というのが正しいようですが、映画「男はつらいよ」で主人公の寅さんに「四十の手習い」というセリフがあったらしく、それが定着したようです)、このブログは、まさにそれを地で行くオッチャンヴァイオリニストの奮闘日記です。世間に役立つような情報は何ひとつ書かれていません。いまからヴァイオリンを始めようという方のお役にも立ちません。けったいなオッチャンのシュールな日常を赤裸々に綴る面白くもないブログです。読んでも時間に無駄になるだけですが、お暇つぶしにちょっくら読んでいってください。
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