あけましておめでとうございます。
毎年、新年を迎えると、今年の目標とやらを書くのが、このブログの恒例となっています。昨年の正月に掲げた目標は「年末まで続けること」と「愉しむこと」。そしてこのブログを半月に一度は更新することでした。さてそれは達成できたのでしょうか。そして、今年の目標は。
最近、テレビを見ていても、コマーシャルの前にこうして気を持たせる演出にイライラすることが多い。特に年末年始なんかはそういう傾向が強くなる。それでも、別に見たいテレビ番組がある訳でもないから、ただなんとなくだらだらと見ているけど、このブログの場合は、最初のパラグラフで半分ぐらいの人が離れていっているだろう。半分と言っても、多く見積もって3人ぐらいかもしれない。
ともあれ、ブログを半月に一度更新する目標は、とにかく達成。昨年1年間で45記事を書いているので、1カ月平均3~4記事は書いたことになる。内容はウダウダなんだけど、読み返せば、反省点もわかるし、その反省を踏まえて今年の目標も立てやすい。
技芸的な上達はといえば、牛の歩みほどの進歩もあっただろうか、といった感じ。2月に移弦や弓を返すところでリズムが乱れるということを記事に書いているが、これはまさに12月のレッスンで課題になったことと同じ。いつも先生からは「だいぶ良くなりましたねぇ」とお褒めいただくのだが、ホントに良くなっているのだか。
しかし、8月の発表会は、まずまず納得のいく演奏ができた。自分では、先生のリサイタルを見たことが成功の一番の要因だとおもう。先生が音楽に何を求めておられるのかがステージから伝わってくる。きっと普段のレッスンでもそれを仰っておられるのだと思うが、理解力がない生徒なので、言葉では「ちゃんと練習しないといけない」と分かっていても、本当のところは分かっていなかった。「間違えたところは10回続けて間違わずに弾けるまで練習する」。先生は100回されるそうだ。その答えがこれか。先生のストイックさがステージから伝わってくる。
そして、12月には、以前にお世話になった先生が近くの公民館で演奏をされた。楽しかったレッスンが蘇ってくる。その楽しさと、さっきのストイックさが、何の矛盾もなく自分の中で溶け合ったような1年だった。8月からは先生が代わって、特に10月以降は基礎練習に重きを置いてレッスンを受けているけれど、この基礎練習が大事なんだということが、言葉だけでなく、もう少し深い意味で分かってきたように思う。自分の経験で、その大切さが分かればいいのだが、そこは今年の目標かもしれない。
こうして年末まで続けることはできた。
あと、楽しむ方に関しては、発表会の余興やら、アンサンブルの定期演奏会では、プログラムの曲紹介を全部書いたりとか、とにかくヴィオラを弾いているからこその楽しみをいくつも経験させてもらった。他の生徒さん、アンサンブルの他のメンバーに申し訳ないほど楽しませてもらった。
今年は、去年、実感したように思っている、ストイックさと楽しさの両立を、実践の中で実感していけるような年にしたい。とはいっても、まずは練習時間と練習場所の確保なんだが、短い練習時間でも課題を明確にして練習すれば、それなりに成果はでるかもしれないし、時間がない、場所がないをいつまでも言い訳にしないような練習をしていこうと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿