2017年6月17日土曜日

ひとりゲネプロ

 先週のレッスンで先生に「来週、本番なんです」といって半ば呆れられたロビーコンサートを目前に控えた今週の練習は、本番通りの順番で最初から最後までおさらい。ほぼゲネプロだ。

忍者電車 このアンサンブルが本拠地にしているのは、いまや世界的に有名な忍者の里と同じ市。町村合併の前は同じ郡の違う町だった。こんな電車も走ってくる。誰にも気づかれないようにステージからいなくなるという選択肢を示されて最初に思いついたのは忍術。しかし忍術の練習となると生半可な気持ちでは身につかない。きっと命懸けだろう。本番でしくじると手裏剣がとんでこないとも限らない。
 これも町村合併で同じ市になっているのだが、全国でも有名な狸の置物を作っている地域がある。巻物を咥えて消えるより、葉っぱをおでこに当てて化けさせるか。今度のメンバーはいろんなところの寄せ集めだから、狸が一匹ぐらいいても誰も気づくまい。いやしかし、狸としてはクオリティが高いかもしれないが、所詮、狸だからなぁ。

 とぶつぶつ呟きながら練習会場へ。
 ま、しかし、
 本番が近づくと何とかなるもんだね
 もとい。経験的には何ともならないことを何度も経験しているのだが、今回は奇跡的になんとかなってきた。完璧とまではいかないまでも、いちおう弾いているふりぐらいはできる。狸よりはましだろう。

今日は、この前の練習の録音を聴きながら、カラオケボックスで
ひとりゲネプロ
いよいよ明日かぁ。

0 件のコメント:

コメントを投稿