祝日で会社はお休みなのだが、目覚ましは曜日で設定しているので、いつもの時間に無粋な音で(音は選べるのだが、心地よい音では起きられないので、あえて無粋にしている)目を覚ます。
台風接近で子供たちのクラブ活動は中止。妻はお出掛けの予定だったが、それも中止になったので、家の中でごそごそしているのは私だけ。こういうのは「○○亭主」っていうのか・・・
雨は降っているが、そんなに強くはない。みんなが寝ているうちにクルマを暗闇に出し、ひとりヴァイオリンを弾いて至福の時間を過ごす。
世に「早起きは三文の得」というが、この時間はおカネには代えがたい。
今日はヴォイスレコーダーを取り出してきた。
自分の演奏を録音しようというものではない。以前、葉加瀬太郎のくだんのCDを買った時に、確か練習用にこのヴォイスレコーダーに音源を取り込んでいたのを思い出したのだ。
いや、そんなことしなくても新しいスマホに取り込んだらいいじゃん、 と思うところだが、とにかく情報機器には疎くて(会社に就職したときは、まだパソコンが50万円ぐらいする時代だった)、まだ、自分のCDをスマホに取り込むことが出来ない。何とかというアプリをパソコンにインストールするんだということが書いてあったのだが、そのインストールが上手く出来ず、しかも、インストールに失敗して以降、パソコンの具合がすこぶるわるいのだ。
ヴォイスレコーダーのいいところは、音源の再生速度を変えられるところ。
会議の議事録を取るときに、早口でまくし立てる
現状、最大の課題はリズム。「たーらっ」とか、そんなもんじゃなくて、とにかく文字に書けないような複雑なリズムが、またおじさんには大変なのよ。先生は、手を叩きながら歌うとか、足で拍をとりながらとか、そんなことを仰るのだが、
ムリ!
こうなったら、聴き覚えしかない。
まず、ピアノ伴奏だけエディションを2倍ぐらいの速さ(というか遅さ)で聴きながら、それを伴奏にしてヴァイオリンを弾いてみる。これが意外と難しい。全音符とか出てきたら、たちまち弓の長さが足りなくなってしまう。仮に弓が長くても手が届かないからいっしょなのだが・・・。それに、あまりにも遅いのでリズムが取れない。
次に同じのを標準の速さで再生しながら弾こうとするのだが、これは最初から結果は分かっている。予想通りの結果になった。
そこで、ヴァイオリンを置いて、この速さで歌ってみることにした。これも結構難しいが、意外に楽しい。家ではなかなか出来ない練習だ。ちょっと楽しかったので、次はエアヴァイオリンを付けてみた。なんだか気持ちいい。次は歌詞をつけて、と思ったのだが、その前に音程がかなり酷いので(歌の音程ね)やめにした。
最後は1.5倍ぐらいの遅さで、まず歌って、それからヴァイオリン。当面は、これぐらいの速さで弾けるのが目標かな?
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