ピアノコンサートに出掛けてきた。
娘たちにピアノを教えてくださっている先生お二人によるコンサートだ。
お一人は、娘たちが3歳のときから教えてくださっていた先生で、3月にご退職されたバヨ先生とも親しく、私の初めての発表会でヴィヴァルディのA-MOLを弾いたときに伴奏もしてくださった。もうお一人はそのピアノ先生の先輩で、数年前にクラス替えのようなものがあってから娘たちのピアノを見てくださっている。2年前の発表会ではコレルリのシャコンヌの伴奏をしてくださった先生だ。娘たちだけでなく私も大変お世話になっている。
会場は、住宅街の中にある「豪邸」といった趣きの建物で、100席ぐらいの小規模なものだが、なかなか素敵なホールだった。席はかなり埋まっていたが、ステージが本当に近くて、先生の呼吸まで聴こえてきそうな近さだった。先生の息が聞えるということは、客席の様子もそれだけダイレクトにステージに伝わる。しかもステージで弾いておられるのは、自分の伴奏をしてくださったこともある先生。勝手な妄想を許してもらえるなら、まるで自分がステージでピアノを弾いているような気分にさえなれる。本当に贅沢な疑似体験だ。
客席には、スタジオの奥さんとご主人、それにバヨ先生もお越しになっておられた。バヨ先生もいつかこのホールでコンサートをされたりとかしてくださらないかしら。
http://www.figaro-hall.com/index.html
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