2013年4月30日火曜日

大移弦を弾く

 ちょうど1か月前にも仕事が忙しくて練習時間が取れないという、愚痴とも言い訳ともとれる記事を書いたのだが、そのときは年度末で忙しいものだと思っていた。しかし、忙しいのはどうやら年度末だけではなさそうだ。今月もほぼエンドレスで忙しい。もはや年中繁忙期となっている。うちの会社は週休2日制なのだが、いちばん最近、土日続けて休んだのはいつだろうか。土日とも仕事なんて週もあって、久しぶりに迎えた週末。それも3連休。
大週末
といってもいい。いつもは会社は休みでも家族サービスに忙しく、かえって疲れを溜める週末が多いのだが、この週末は休むぞ、と心に決めていた。

 さてさて、ヴァイオリンを弾くのは2週間ぶり。弾きたい曲はいっぱいある。前の記事で紹介したゲーム音楽もその一つなのだが、3連休最終日にはレッスンもあるので、課題曲になっているバッハのドッペルも、先生が仰ったことを思い出しながらさらえておかないといけない。

 前回のレッスンから苦労しているのは移弦。



 例えばこのフレーズだと、A線を飛び越えて、D線とE線で移弦を繰り返すのだが、隣同士の弦で移弦をするのとは難易度が違う。おんなじように「移弦」と言わず、
大移弦
とか超移弦とかといってほしいところだ。
 ともあれ、前回のレッスンでは

  • 弓の先の方を側頭部で感じながら弾くと、自然と手首が前に出る
  • 手首を捏ねて移弦しない。肘を下げるのではなく、脇を締めることを意識すると、自然と肘が動くようになる
  • 弦はしっかり動かして早目に止める。止めるときは押さえつけない。自然と止めた後で肘を動かす

などといったアドバスをもらっているのだが、どれも理屈では分かっていても、なかなかその通りにはできない。
 今回は新しいアドバイスをいただいた。
高い弦に移弦しああとのアップボウを
底からえぐるように弾く
これで意識しなくても肘が下がるようになった、のではないかと、思えたりした・・・・

 そんなわけで、今月も牛のような歩みではあったけれど、前にはいちおう進んでいる。


0 件のコメント:

コメントを投稿