発表会までもう数週間ともなってくれば、それなりに「落しどころ」みたいなのをみつけて、そつなく弾くことも考えていくフェーズになっていくのだが、それでも、ここだけは何としても弾きたいというところは出てくる。フィギュアスケートの羽生結弦選手がクワットアクセルにこだわるように、スノーボードの平野歩夢選手がトリプルコーク1440にこだわるように、いくらそつなく演奏できたとしてもこれだけはちゃんと弾かないと収まらない、というフレーズはある。いま、やっているモーツアルトでいえばこのフレーズ。
失礼、間違えました。。。
このフレーズ。
原曲は変ロ長調のところ、ヴィオラ用にト長調にアレンジされているので、
ソ#ファドーーラ#ファラソーー
となる。ソ#ファはD線1ポジだけど、その次のドはA線8ポジ3指という鬼フィンガリング。しかし、ここはさっきの尾崎紀世彦みたいに「はな⤴し~~~」とたっぷりビブラートをかけながら、マイクを離さないと音が割れるぐらいの声量、もとい音量で弾きたい。しかし、ご存じの通り、ポジションが上がれば音程も取りにくくなり、かつ音量も出なくなる。氷上雪上の彼らもこうして悩みつつそれを克服してきたのだろうか。。。自分にはあんまり関係のない世界だけど。
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