発表会目指して練習中の、ヘンデルのヴィオラコンチェルト。完成するとこうなる。
YouTube画面の右下にある歯車ボタンを押すと再生速度がコントロールできる。最近、それを0.5倍にして、それに合わせて弾くという練習をしてみたのだが、
あかん 弾けへん
しかし、これも何回かやっているうちに弾けるようになるか。いや、それでも随分ゆっくりだぞ。この速さだと発表で10分以上舞台に載っていないといけない。自分はいいのだが、これを10分も聴かされる聴衆のことを思うと心が痛む。
こんな調子で大丈夫なのか…。
先日のレッスンでは、ボウイングを大きく変更した。いままで適当だったわけではないが、先生から見ると適当に見えたみたいだ。譜面通りという訳ではないが、こことここはボウイングの形が違うから、その趣旨を活かして、こっちはこれでこっちはこう、みたいな感じ。フィンガリングの変更と違って、ボウイングを変えるとフレージングが変わる。いままでは16分音符を小節ごとに区切って練習し、それをくっつけていってひとつのフレーズにしていたのだが、実際には次の小説の頭で終わるようなフレーズもある。「ここで切ったら解決しないですよね」。「解決」というのはフレーズが何となく終わった、落ち着いたといった感じになること。確かにそういうことを意識しないで弾いていると、楽譜を楽譜通りに弾いているようにしかならない。実際には楽譜を楽譜通りに弾くことすらできていないのだが。
発表会の日程がまだ決まっていないようなのだが、はたしてそれまでに一応の完成までたどり着けるのか。発表会だから、得意のトリアージが使えない。
とにかく練習だな。練習。
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