アマオケに入団すると、どうしても演奏会の曲を練習する時間が長くなって、スタジオのレッスンが後回しになりがち。いぜんは、アマオケで弾く曲をスタジオのレッスンで見ていただいたりしていたのだが、数年のうちに状況が変わって、スタジオはスタジオ、アマオケはアマオケと、それぞれ切り分けて、アマオケの曲はスタジオに持ち込まないことにした。
いちばん大きな変化は、スタジオでもアンサンブルのレッスンが始まったこと。ヴァイオリン2人とヴィオラで始めたレッスンが、最近はチェロも参入して弦楽四重奏のレッスンに。難易度はそれほど高くはないけれど、これはこれでしっかり練習していかないと、みんなのレッスンを無駄にしてしまう。
二つ目の変化は、これまでの2年に1回のスタジオの発表会に加えて、毎年3月か4月に、先生が主催される発表会ができたこと。アンサンブルも発表するのだが、ソロの発表もしたいとなると、それなりに練習もレッスンも必要になるので、レッスンでアマオケの曲を見ていただくような時間もない。
とはいうものの、やはりアマオケの定期演奏会のような大きなイベントが近づいてくると、家でする練習時間のほとんどはアマオケの曲に取られてしまう。しかし、それも落ち着いて、やっと少ない練習時間から発表会の曲に割く割合を一定確保できるようになってきた。
以前の記事で練習がスランプに陥っている話を紹介したが、その後、少しずつ曲を通して弾けるようになってきて、それなりに練習が進むようになってきた。正確に言うと、いつもつまずくところがだいたい決まってきて、そこはそこでそこだけ練習する、というようなスタイルが定着しつつあるところ。できないところばかり繰り返し練習するのは、やはり精神的にはきついのだが、もうどこが弾けるのかわからない、という状態から考えると、数段、ステージが上になっていると思う。
もっか練習しているのはこれ。動画は普通にヴァイオリンで弾いているけれど、ヴィオラ用にオクターブ下げて譜面を起こした。
これ、いっかい6年前のスタジオの発表会で弾いている。しかし、いろいろ不本意な演奏だった。スタジオの発表会はまだだいぶ先なのだが、その前に先生主催の発表会があるので、そこでリベンジをしたい。そんな感じの選曲なのだ。ただ、練習していると、よくこんなので発表会に出たなぁ、とつくづく思う。
ぜんぜん弾けてないじゃん。
6年前の無謀ぶりを改めて省みつつ、リベンジに向けて、少しづつでも前に進む。