いろいろな都合があって(コロナとは無関係)続けられなくなっていたアンサンブルに再入団できる目処がついた。いろいろというのは、とにかく練習場所が会社からも自宅からも遠く(どちらからも50㎞超)、しかも最寄りの駅は1時間に1本しか電車の来ない田舎駅で、最初は魔法のように電車が接続していて、会社が終わってすぐに行けば7時過ぎには着けたのだけれど、それがダイヤ改正でダメになり、次は働き方改革で5日間の有給休暇消化が義務付けられたことをいいことに、それを時間休にして、練習のある日は1時間早く仕事を切り上げて通っていたのが、時間単位の休暇は消化が義務化された5日間に算入してはいけないという厚生労働省の省令でダメになり、ということだった。それが最近、それまでクルマでパートに出ていた妻がパート先を変え電車で通うようになったので、練習のある日はクルマで通勤して、仕事が終わったらクルマで練習会場に行く、ということが可能になった。これも脆弱な条件ではあるのだが、とにかくそれぐらいのことをしてでもここには参加したいと思わせるものがある。
本格的な練習参加は5月からなのだが、先日、楽譜をいただきに行った。50kmちょっとなのだが、会社帰りの時間は渋滞しがち、高速道路を使っても、着いたのは7時過ぎだった。通い始めたころの魔法の接続なら7時15分に最寄り駅について、そこから歩いて1分だったので、田舎の電車とはいえ如何に電車が速いかがわかる。それにその日は小雨も降っていて、クルマの運転は相当に疲れた。慣れるまでは結構たいへんかもしれない。
楽譜を取りに行くことは予め伝えていたので、ちゃんと用意をしてくださっていた。自分の席もあった。こっちの都合でいったん辞めているのに、みなさん心優しく迎えてくださる。こんな嬉しいこと、ありがたいことはない。
ともあれ、楽譜をもらってきた。6月には小さな演奏会があるらしい。小さいといっても弾く曲はそれなりにある。アイネクライネナハトムジークの第1楽章とか、そんなん1ヶ月でできるんかな。いままでは発表会用に3曲ほど、それもほとんどが小品ばっかりだったのが、いきなり練習するべき曲が増える。2時間ぐらいがあっという間に過ぎて、それでも半分しか練習できていなかったりする。
いろいろ生活が変わるなぁ。クルマ通勤といい、練習時間といい。また妻から小言を言われそうだ。
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