2020年12月27日日曜日

弾き合い会 終了

 きのう、今年最後のレッスンがあった。

 今年最後ということは自動的に弾き合い会前の最後ということにもなるのだが、そこでスタジオの奥さんからお花をいただいた。弾き合い会に来てくださる予定だったらしいのだが、それが行けなくなったので、ということだった。ありがたいことだ。実際に会場で聴いてくださるよりも、聴きに行こうというお気持ちがあって、心の耳で聴いてくだされば、きっと素晴らしい演奏が聴けると思う。

 会場は公民館。「大会議室」という部屋でステージはない。凝った照明もなく、ピアノはアップライト。こじんまりとした会場だ。参加者も9人だし、いつもの発表会のように肩に力が入ることもない…はず。だから、

いや、はっぱり本番は緊張するから、
いつもは出来ているんだけど上手くいかなかったよ。

なんていう言い訳は通じるはずもなく、上手くいかないのは日頃の精進のせいと認めざるを得ない。

 ソロの演奏をされる方は少なく、アンサンブルが中心。本番は30分ほどだけだったが、リハーサルにはずいぶん長い時間をとっていただいている。私の場合は、ピアノ合わせが初めてなので、何回か繰り返し30分ほど練習をさせていただいた。たぶん、その時の演奏がいちばん良かったのではないかと思う。リハーサルといっても、既にほかの方もお越しになって聴いておられるので、本番と変わりはない。本番は、リハーサルの時の演奏を覚えておいていただいて、心の耳で……

 全体的に、いつもの発表会よりも和気あいあいとした雰囲気だった。春の時は超絶上手な子供たちもいたが、今回は、

そこそこに楽しんでいます

というレイトスターターばかり。客観的に見て自分の演奏のレベルはそれほど高くは評価できないけれど、いつものレッスンとは違う「ハレ」の一日を楽しく過ごせた。

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