2014年12月29日月曜日

年末最後のレッスン

 このところ、ブログの更新頻度がやや落ちてしまいましたが、けっして練習をしていない訳ではない。この間に、忘年会で腹を壊してしまって、早起きどころか会社に行くのが精一杯という日が数日あったり、今年のうちにこの仕事は終わらせようと思っていたら、他の人も同じようなことを思っていて、あとはよろしくとばかりに仕事がわんさかやってきて、残業続きで早起きできなかったり、いろいろ逆境はあったが、3日に1回ぐらいの割合では朝練をしている。3日に2日はサボっているのだが…

 レッスンでクロイツェルを見ていただいているので、練習でもクロイツェルは欠かさない。といっても、練習時間が1回30分ほどなので、そのうちの10分とか15分なのだが、こういうのは日々の積み上げが大事。宿題の出し方も、1曲全部ではなく、4小節ずつ宿題になるので、そこばっかり練習して少しできるようになると面白い。難しい曲を通そうとして全然通らないのを何度もやっているより、ある意味、達成感もあるし、こういうのもわるくない。

 そうはいっても、こういう基礎練習のレッスンは結構厳しい。
 今日は、左手親指の力を如何に抜くかで、結局どうやったら力が抜けるのか有効な方法が見つからないまま、レッスンが終わってしまった。親指に限らず、力を抜こうとするとそこに力が入ってしまう。今日のところでいうと、左手親弓の力を抜こうとしているのに、右手の力が抜けて「ふにゃっ」とした音になったり、人差し指や中指などの方の力が抜けてポイントが甘くなったり、それで親指の力が抜けるかというとそうでもなくて、依然として力が入っているという、そういうことの繰り返しでずいぶん時間を取ってしまった。親指を反らしたれダメとか、左肘を内側に入れてとか、親指の付け根のあたりに卵ぐらいの空間を作ってとか、前から言われていることなのだが…

これも身体的制約なのだろうか

ま、何でもかんでも年齢の所為にしてしまっていては上達もするまい。ここは親指に気を付けながら練習を積み重ねていくしかない。

 さて、大晦日を前にして改めてブログを読み返してみると、いろんなことのあった1年だった。ヴァイオリンのレッスン復活、先生のご退職とその後の交代、発表会、アマオケコンサート、久しぶりのバヨ会。ブログのネタにこと欠かない1年だった。

 毎年、お正月になると、

今年も年末までヴァイオリンを続けよう

と思うのだが、今年は目標を達成できた。昨年、それが出来なかっただけに感慨深い。いろいろ逆境もあって、薄氷を踏む思いでの目標達成だけれど、また来年もこんなささやかな目標に向かって精進していこうと思う。

2014年12月16日火曜日

身体的制約

みなさん。
 左手の人差し指から小指までの4本の指の先をどこかに置いてください。右の図のようにです。別にキーボードでなくてもいいですよ。
 さ、そこから人差し指、中指、小指はそのままで、薬指だけを浮かせることは出来ますか。

 おそらく「出来る」という方も多いと思う。我が家では、私以外の家族全員が出来る。ところが私だけはできないのだ。十歳にならない子供なら、もしかすると何かの訓練で将来できるようになるかもしれないが、四十路のおじさんとしては身体的な制約に他ならない。四十の手習いとは、つまりこういう制約の中で如何にそれらしく弾くか。言い換えると、本当は届かない指をどうやって届かせるかとか、届かないなら届かないなりにどんな曲を弾くかとか、そういうことの集合体だ。

 さてさて、前回からクロイツェルが始まったのだが、先生の指示はとにかく細かい。ひとことでいえば
次の音を用意する
ということなのだが、これがたいへん。例えば・・・・

同じ弦で3→4→2と弾くとき、3を押さえるときに2も押さえる。

これは、2と3の間が狭くて指が入らないとか、そういう問題はありつつも、ま、なんとかクリアできる。けれど、そのあと・・・

4を押さえたら3を離す。

つまり、これが出来ないわけだ。
1→2→0と弾くときに、2を押さえたら1を離す、とか
2→3→1と弾くときに、3を押さえたら2を離す、とかならできる。ところが、
3→4→2と弾くときに、4を押さえたら3を離す、ということが出来ない。
出来ないのは仕方がないので、とりあえずは出来ることから意識的に取組むしかない。

他に出来そうでできないのは、移弦の前に次の音を用意するということ。
例えば、A線3指でソを弾いている間に、E線1指のファを用意するということだ。
指の形からいうと難しくないのだが、左手でE線を押さえようとすると、右手が自然とE線を弾きだす。長年のうちに着いた習慣というのは恐ろしい。

さらに、E線1指のファを弾いている間に、A線3指でソを押さえる、となるとアーチが加わる。
これも出来なくはないのだが、やはり右手が言うことを聞いてくれない。

それと、小指を使わないときに、どうしても小指がクルッと曲がって弦から遠ざかっているとか、小指で押さえるときに第2関節が伸びているとか、改善するべきところは一杯あるのだが、
当面は、身体的制約で出来ないものはあとまわし
できるところからやっていく
ということで、毎日コツコツ練習に励んでいる。

でも、ときどきこの練習ばかりでは堪えられずに、無性にドッペルが弾きたくなったりとか、以前に弾いた曲を思い出したりとか、そういうのがあって、一向に練習は捗らないのだが・・・

2014年11月30日日曜日

クロイツェル始動

 新しいバヨ先生によるレッスンが本格的に始まった。
 本格的というのがどういうものなのかはいろいろと考え方があると思うが、前回はほとんど挨拶程度だったのが、そうではなくなったというもので、たぶん、今回のレッスンの形式がしばらく続くのだと思う。

 前回のレッスンでは、クロイツェル2番をやりましょうということだったので、教本を買ってきた。コソ練禁止令が出ていたのだが、音符を見たらどんなものかは気になるので、ちょっと弾いてみる。簡単ではないがまったく弾けない訳ではない。途中、ポジション移動があるところには指番号が書かれているのだが、そこにポジションを書き加えないと咄嗟にポジションが定まらないのだが、コソ練禁止令が出ているので、それはやめておいた。

 さて、レッスン開始。
 ほとんど初見なのは、コソ練禁止なのだから気にすることもなかろう。出だしはまずまずなのだが、10小節目ぐらいで止められる。教本には2ポジへのポジション移動の指示があるのだが、そこを1ポジのまま弾くこと、ポジション移動しないまま高4でファを取ることなどが教本に書き加えられる。

 止まったついでのように最初に戻って、下降音階のときに次の音まで指を押さえておくことやら、反対に、3指→4指→2指と弾くとことは、4指を押さえたところで3指を離すといったことが、具体的にここではこの指も抑えるとか、ここではこの指は離すといったようなこととかが、詳細に書き込まれていく。次の音までいっしょに押さえるというのも難しいのだが、3指から4指を出す時に、その次が2指という理由で3指を離すというのが意外とできない。
 4指を使わないときに、小指がクルッと小さく巻かれているのもダメだと言われた。ダメなのは分かっているのだが、これまでは治せなかったものだ。
 4指で押さえるときに第2関節が伸びてしまうのもダメ。
もっと自然な感じ
にしておかないといけない、というのだが・・・
 言われたとおりにやろうとするのだが、どうしても出来ない。弓を置いて右手でアシストすれば出来るのだが、かなり力が入っていて、ガッと掴んで丸くしたり弦から離したりしないといけない。どう見ても自然ではないのだが。

 弓の持ち方にもNGが出た。
 ここをこうして、そこをそうして、といろいろ注意されるのだが、どう考えてもその通りには出来ない。
普通に持てばいい
と仰るのだが、普通ってなんだ。どうも私の持ち方は普通でないのは分かったのだが、普通とどう違うのか、どうすれば普通になるのかは定かでない。

 姿勢にもNGがでる。足をハの字に、左足の方向はヴァイオリンのネックの方向、ネックが下がらないように。ま、こっちの方は分かり易いのだが、いったい何からどの順番に気を付けていけばいいのやら。ひとつのことをやろうとすると、他のことが疎かになってしまう。

 結局、クロイツェル2番の最初の4小節だけを練習するのが宿題になった。その続きは練習しないように、というコソ練禁止令。

 当たり前のことなのだが、先生が説明をしている間は音を出さない。
 「ここはこうして」、という指示があると、続きを聞く前にまずそこだけやってみて「こうですか」となってしまうのだが、プロのレッスンはそうではないみたいだ。

 今日の先生はほとんど笑われなかったので、たぶん、このオッチャン相手にかなり本気モードになっているような気がする。ならばこっちもモードを切り替えて、大リーグボール養成ギブスでもつけたつもりでやっていくしかないか。

2014年11月24日月曜日

ヴァヨタミン補給

 久しぶりにバヨ会をやった。
 やっぱ、合奏はえぇわ。
 だいたい、弦楽器というのは合奏のためにある楽器なんだよな、と思う。ヴァイオリンの名曲って言われる曲の多くは合奏曲。そりゃもちろん、バッハの無伴奏パルティータみたいに、ステージにソリストひとり立たせて超絶技巧の限りを思う存分堪能する曲もあるけど、そういうのはむしろ稀。プロの演奏家の真似をして
あぁ、これこれ、この感覚
いちおう同じ曲だね
という境地にはひとりでは行きつけない。

 今日は、将来を期待される若手ソリストを客演にお迎えしてのバヨ会。まずは、数ケ月前に発表会で弾いたというヴィヴァルディのAモールを弦楽アンサンブルのバックで弾いていただく。これ、伴奏も結構おもしろい。ヴィヴァルディの曲って、いろんなところにいろんな仕掛けが仕組まれていて、合わせて見ることで、ここでヴィオラとチェロがこんなふうに掛け合うのね、とか、ここでセカンドとヴィオラがこうハモるのね、なんてことがわかる。結構、ヴィオラ大事なのよね。目立たないけど。

 いや、それにしても、
 やっぱり付け焼刃ではあかんわ
 ということがよく分かった。
 他の人って、結構、レッスンでちゃんと基礎からやってはるから、普段やっていない曲が来てもすぐ何とかなる。私の場合は、次はこの曲、って決まったらそればっかり練習して何とかしようとするから、全然、他の人を聞けていない。いや、もう楽譜を見て追いかけるのに精一杯。ちょっと他の人の顔を見たらうまく合わせられるのになぁ、と思うのだけれど・・・

 午前中に、いちおう録音。
 でも、今回は門外不出の録音ね。

 お昼ごはん食べた後はパッヘルベルのカノン。これは玉砕だったのでなかったことにして、もう1曲は、またヴィヴァルディのAllaRustica。これは結構楽しい曲で、ヴィオラは比較的簡単。とか言いながら、録音聞いてみたら、なんじゃこのヴィオラは、って感じなんだが、弾いているうちは、
あぁ、これこれ、この感覚、
というところもあった、ような気がする、と思う。

 普段はアンサンブルの練習もしていないし、アンサンブルのレッスンもない。
 発表会ではアンサンブルもあるので、発表会前にはちょっとだけアンサンブルのレッスンもあるのだが、本当にちょっとだけ。どっちかというと、ソロの発表が中心でアンサンブルは余興みたいな扱いになっている。
 ちょっとそういうレッスンもちゃんと受けなきゃなぁ、と思っていたら、今日のメンバーのお一人がアンサンブルレッスンを受講されているそうだ。飛び入りでも大丈夫、とか、初心者に近い人もいますよ、とか、ヴィオラの人が来たら歓迎されますよ、とかいう甘言にすっかり乗ってしまっているのだが、果たして大丈夫か?

 ま、一回目だけは ♪ありの~、ままの~、って周りを凍らせてしまっても許してもらえるかも。

2014年11月18日火曜日

新バヨ先生のレッスン始まる

 小学校の頃に、先生が産休に入られるときに新しい先生が来られるのをドキドキして待っていた経験はないだろうか。新しい先生のレッスンが始まるまでというのは、その時とおんなじような気分で、なんとなく心が落ち着かないものだ。

 その待ちに待ったレッスンがやっと始まった。

 芸大に通う学生さんということだが、見た目、やっぱり若い。
 私のように、これぐらいの娘がいても不思議ではない年齢になってしまったおっちゃんばっかりの相手をさせるのが申し訳ないぐらい若い。産休教員というよりも、教育実習生のような感じだ。
先生がんばってね
って言いたくなるぐらい若い。だから良かったとか、だからどうだという訳ではないが、とにかく若い。

 っと、ちょっと若い、若いと言い過ぎたが、とにかくレッスンが始まった。

 5日ほど前に決めていたように、ドッペルを弾いて聴いてもらう。5日前に思い出したものだから、そんな初対面の人に聞かせるようなものではないのだが、ここで上手に弾いてドヤ顔しても意味がないので、とにかく弾く。途中、セカンドがソロで休符になるところがあって、そこでひと区切りつくのだが、
最後まで弾いていいですか
といったら、
どうぞ
ということだったので、遠慮恥じらいなく最後まで弾いた。

 どっから、どう指導していいかわからず、戸惑っておられる様子。
 ま、そりゃそうでしょう。
おとがくさん、この曲、ムリですよ
とは思っていても言えず、「どのツラさげてこの曲弾くねん」とも言えず、
ガハハハハハ…
と笑うこともできず・・・

 まず、姿勢からですね。
 速く弾けないときはゆっくり無理ぜず、誤魔化さず。
 下降音階のときは次の指も指板に載せて。

なんてご指導をいただいて、次回からはクロイツェルをやることになった。

あぁドッペルはいずこへ

ま、しかし、基礎がちゃんとなっていないことも前から気になっていたことだし、何か「この曲」と決めてそればっかり練習してやっと弾けるというのではなくて、例え簡単な曲であったとしても
これぐらいのレベルなら弾ける
という「自分のレベル」が欲しいとも思っていたところだ。

クロイツェルに関しては、買ったら譜読みするだけ。弾くのは次回からという
コソ練禁止令
も出た。なんか、レッスンって感じだ。クロイツェル以外は弾いてもいいとことだったので。しばらくは好きな曲を弾き散らかすか・・・。