2016年4月24日日曜日

歌うように~その後

 いろいろなことが少しずつ落ち着いてきて、練習時間も捻出できるようになってきた。それで、やはり練習するとそれなりに効果もでてくる。前回のレッスンで、緩楽章のフレーズの歌い方を見てもらって、ロングトーンの練習やら、音の最初からビブラートを掛けることやら、なんかよく分からないけど「歌おう」という意識を持って弾くことやら、いろいろやってレッスンに臨むと、

だいぶ歌えるようになりましたね

とお褒めをいただいた。ああ、気持ちいい。やっぱりこうして褒めてもらうのは気持ちがいい。そういえば、なんか今日は朝から調子がいいような気がしていたんだ。もうそれ聞かせてもらったので、この気持ちのいい状態で今日はレッスン終わりにして帰ってもいいぐらいだ。

 褒めていただいたところのポイントのひとつはビブラートの掛け方なんだが、そのほかのポイントは自分でもよく分からない。出来れば、いままで何がダメだったのか、どこをどうすれば良くなったのかを客観的に分析しておきたいところなのだが、先生に聞いても、

「まあ、全部が全部、そんな理屈で説明できるものばっかりじゃないですよ」

とのこと。ま、それはそうなのかもしれない。

 こうして出来てくると、先生の方もいろいろとアドバイスのし甲斐があるのか、このフレーズのボウイングはこうした方がいいとか、ここは最後までしっかりと弾いた方がいいとか、こういう練習をした方がいいという具体的なアドバイスをしていた

 例えば、リズムが上手くとれていないところのボウイングを見ると、長さの短い音符のところでスラーを切っているために、弓を返すのに時間が掛かっている、とか、次の音が長いため弓を多く使って弾こうとしているために、変にその音だけが大きくなっているとか。
 フレーズの切り替わりのところの最後の音がどうしても上手く弾けなかったのだが、そこもボウイングの問題だった。うしろのフレーズがアンクタクトになるので上げ弓になるが、その時に弓のどの辺から弾き始めたいかを考えて、予め先弓の方に弓を寄せていく。それが出来ていないと、フレーズの最後の音でいきなり先弓まで持って行くことになるので、その音がなんとなく投げやりな感じになってしまう。弓に印をつけて、どの音をどこで弾けばいいかを客観的に意識して練習するようにということだ。

 全部が全部、理屈で説明できるものではないとはいうものの、こうして理屈で説明してもらえると、改善点が明らかになってくる。「感情を込めて弾く」というのは意外と戦略的にいろんなことを考えて弾いているものなんだ。

2016年4月20日水曜日

歌うように

 今日はレッスン。
 いまの先生は、大人にはあまりガンガンと課題を出したりはされない。毎回、自分で課題を持ち込んで見ていただくというスタンスで行かないと、結局何も教えてもらえずにレッスンが終わってしまう。これは、ある意味、主体的なレッスンになるし、練習をコンスタントにやらないと課題も見つからないので、練習も言われたことをだらだら反復するということにはならない。

 前回のレッスンでは、主には急楽章のテンポのはやい所をどう弾くかが課題で、最後に緩楽章のしっぽりと弾くところを見ていただいたのだが、今回は緩楽章がメインテーマ。

 これまでは、急楽章をヒラヒラと弾くのを目標に練習してきたところがあるのだが、緩楽章は緩楽章の難しさがある。音程を合わせて楽譜通り弾くということが出来たその先がないと詰まらないという難しさだ。ま、それは楽譜通り弾けてからの課題とも言えなくはないのだが、でもまぁ、そろそろそんなことが気になるぐらいにはなってきた。

 緩楽章で気になるのが、音がフレーズにならないこと。一つひとつの音がバラバラで、「フレーズ感」がない。ひとつのフレーズをどう始めて、どう展開させて、どうやって次のフレーズにつなげるかという表現ができない。こうしたいという思いはある程度出てきたのだが、それが表現できないのだ。

 先生曰く
 弓の持ち方がわるいですね
 人差し指と小指はなくても弓を持てるはず
 スズキメソードの1巻に載ってますよ。

 えっ!
 これは衝撃だった。弓は重心で持っている訳ではないので、当然弓先の方が重くてそちらに倒れようとする。それを小指で支えているのだとばかり思っていた。ちゃんと弓が持てている良い子のみなさんには何を言っているのか分からないかもしれないが、ずっとそうやって持ってきた。

 うむ。また基礎練習の課題が…

 それと、ビブラートを掛けるなら掛けるで、最初から最後まで全部掛けましょう、とのこと。ロングトーンで最初のとことはかかっていないのに、途中から掛かりだして、最後は次の音が気になるので掛からなくなる、というのは不自然。

 うむ。これも図星。

 まだまだ歌えるようになるには修行が必要なようだ。
 

2016年4月17日日曜日

これ定番曲?

 今度の発表会で弾く予定にしているヘンデルのヴァイオリンソナタ4番が、スズキメソード6巻に掲載されていることが判明。ってことは、これ、発表会の定番曲なのね。

 そんなつもりではなかったので、ちょっとショックだ。YouTube見ていたら偶然見つけた動画で、「헨델 바이올린 소나타 4번」って書いてあったのを読んで(嘘。横に「Handel Violin Sonata no.4」って書いてあった。でも読めるよ)、フリー楽譜から使えるのを探してきて、ヴィオラのためにアレンジしたのに…。
 ま、ヴィオラにアレンジするのはどのみち必要だったんだけど。

 定番曲なので、お手本動画もあったりする。ここは前向きに考えて練習して行こう。
 この動画を見ていると、結構ポジション移動を使っている。オクターブ違うのでこのままという訳にはいかないが、4指で苦労しているところとか、もしかするとポジション移動すれば楽かも。
 それと、弓使いも結構違っていて、スラーが多い。それは楽譜に書かれているスラーを私が勝手に亡き者として省略しているからなんだが…。



 そして、練習に便利なこんな動画も。


 定番曲とは言っても、いままで発表会でこの曲を聴いたことがない。子どもたちがピアノのレッスンを卒業(いや中退か?)したので、ここ2年ほどは子どもの発表会に行っていないが、たぶんなかったと思う。それにヴィオラで弾くのは珍しいと思うので、

ヴィオラで弾いたらこの曲あかんなぁ

と思われない程度には弾けるようにしなければ。

2016年3月12日土曜日

「ドタバタドタバタ」の弾き方

 久しぶりのレッスン。
 2月は都合が合わなかったので、1月17日以来、約2か月ぶりのレッスンになった。その1月のレッスンはバヨ会に向けてドッペルを見てもらったので、ヘンデルを見てもらうのは12月26日以来。その間も地道に練習はしていた。毎日ではないものの、週3~4日ぐらいのペースで、1日30分~1時間。全部あわせてもそんな長時間にはならないのだが、やはり地道にコツコツすることは大事だ。絶対無理だと思っていたことが、出来るかもしれないという幻想を抱かせる程度にはなってきた。

 その幻想は曲だけではなくて、基礎練習にも当てはまる。曲の練習をする前に、左手の小指がお休みのときにくるっと巻かれてしまうのをなんとかするため、セヴシックに励んでいる。最初のうちは音程を二の次にして、とにかく小指を巻かない。そのために、小指で隣の弦を押さえながら他の指を動かすなんてこともやったりして、最近ようやく、意識すれば小指を巻かないということができるようなときもあるようになってきたように思うようなときもあるようになってきた。

 それで、曲の方もその成果を活かして、いままで絶対に弾ける気がしなかった第2楽章のこんなフレーズを練習してみる。
ハ音譜なので分かりにくいかもしれないが、最初の小節は
 レラファラ レラファラ ドラファラ ドラファラ
ニ長調なので、ファとドは#がつく。指番号と弦でいくと、いずれもファーストポジションで、
 d0a0d2a0 d0a0d2a0 g3d4d2d4 g3d4d2d4 
となる。前半は4つのうち3つが開放弦なのだが、後半はラを開放弦で弾こうとすると1弦跨ぎの「大移弦」になってしまう。どうしてもここは4指でラを取って、すぐその4指を離したと思ったら、すぐまた4指で押さえるという高等芸が必要になる。しかもその間、3指をアーチにしておかないといけない。
 2か月前はこれが出来るような気がしなかったのだが、繰り返し練習するというのは凄いもので、これもできるようなときもあるようになってきたように思うようなときもあるようになってきた。しかし、いくら頭の中で「レラファラ レラファラ」と唱えていても、音は
ドタバタドタバタ
と聞える。それに、余計な弦を擦ってあらぬ音も出てくる。

 先生曰く。
 肘を動かし過ぎ。

 移弦のときは肘から、と習ったので、如何なる時もそのようにしなければいけないものと思っていたのだが、さに非ず。こういう時は肘を固定して、肘から先と手首だけで弓を運ぶといいようだ。その結果、弓には若干の捻りが入る。D線でダウン、A線でアップとすると、アップのときに手首を下に折るので弓がネック側に倒れる。弓と弦が接するところを見ていると、弓の前後運動だけでなく、うねうねと捻られているような動きが加わる。そういう動きをわざとしている訳ではないのだが、結果的にそうなるようだ。

 これでドタバタも解消するか。

 また長い修行が始まりそうだ。

  第1楽章は、だいぶ弾けるようになりましたね、ということだった。自分としては、もう少し音を続けたい。
 レェェファァァラァァミィィィィイイイイイ 
と歌い込むように弾きたいのだが、
 レェ、ファァ、ラァ、ミィィィィィィィ
と一音ずつ息継ぎをしているみたいになる。弓を返すところが上手くつながらない。それはある程度仕方がないとのことだったが、例えば、ゆっくり弓を動かして、元から先まで1分ぐらいかけて弾く練習だとか、弓の早さを一定にして、特に返すところで速度を変えない練習だとか、それとレファだけを取り出してゆっくりと弾き、どこが上手く行っていないのかを分析してみるとか、

これもまた修行だな。

 まだしばらく、年度末までは忙しい日が続くが、めげずに続けよう。

2016年2月18日木曜日

ドッペルとその後

 いろいろ忙しくてブログを更新できなかったのだが、ヴィオラは続けている。いろいろ忙しくて制約がある方が、なんとか練習時間を作ってやろうと必死になるものだ。

 先月の終わりに、久しぶりのバヨ会があった。私の出張にあわせてわざわざ開催していただいたみたいなバヨ会で、とにかく、そうやってお会いできるだけで嬉しい。首都圏の某政令指定都市の結構立派なホールの練習室を借りてのバヨ会だった(いや、別に場所を秘匿する必要もないのだが)。

 お題目は大曲が2曲と小品が数曲。その大曲のひとつがドッペルだった。
 初めてヴィオラに挑戦。なんかずいぶん足を引っ張ってしまったのだが、去年、アンサンブルでブランデンブルクをやったときを思えば、まだいい方。いちおう、いま何処を弾いているのか見失わないぐらいにはついていけた。去年の経験ではそのレベルに至るまでに4~5回は通ったものだ。たぶん、あと2か月ほど毎週練習をすれば、ステージに上がってトラの陰でこっそり弾くぐらいなら出来るかもしれない。
 バヨ会ではよく弾く曲だし、こうして一度、合わせられたのはとても嬉しい。次に弾く機会までにはもう少し上達しておきたいものだ。

 そのあと約1週間、ホテルの部屋にヴィオラはあるのだが、そこで弾くわけにもいかず、たまにケースを開けて左手の指の練習をしたぐらいで、まったく練習しないまま出張が終わる。そのあとは怒涛のような毎日なのだが、それでも2日に1回ぐらいは、朝、早起きして30分ほど練習時間を確保。発表会で弾く予定のヘンデルのヴァイオリンソナタの難しいところを繰り返し練習するのだが、難しいところはやっぱり難しい。

 発表会のことをスタジオで聞いたら、最近、発表会に出る大人の生徒が減って、ちょっとどうしようかと決めあぐねておられる様子。子供の発表会と合同になるかも、なんてことも仰っておられた。子供の方が上手いんだよな~。

 そんな訳で、バヨ会でお世話になったみなさん、ありがとうございました。次までにドッペル練習しておきます。