今年も年末までヴィオラを続けられそうだ。
結構いい歳で、いくら練習しても上達しないのに、よくぞ続けられているものだ。それだけでも絶賛に値する。上手に弾ける人や上達の著しい人が続けられるのは当たり前だ。そりゃ練習した成果が目に見えて音に聞こえりゃ楽しいだろうし、人から褒められれば嬉しいだろうし、練習しようかという気にも、弾いてみようかという気にもなるだろう。いくら練習しても上達しない人の場合は、他人から、何が楽しくてギコギコやってんだ、うるさいんだ、ええかげんにしてくれ、と冷たい目で見られながら続けるのだから、相当な忍耐力が必要だ。
ともあれ、毎年、年末まで続けられることを目標にしているので、今年も達成できてよかった。このブログも、いちおう毎月更新できた。1回だけという月も多かったけど。
今日はスタジオの最後のレッスンだった。あしたは公民館を借りてアンサンブルのレッスンがある。それで今年のレッスンは終わり。
ソロのレッスンもアンサンブルも、来年の発表会に向けて練習しているのだが、先生曰く
だいぶカタチはできてきましたね
ようやく何をしたいのかわかるようになってきました
という段階。「あ~この人、モーツアルト弾きたいんだ~」ということがわかるようになってきた、ということだった。あとは聞く人の想像力さえ秀でていれば素晴らしい演奏に聞こえるはずだ。
パッヘルベルのカノンもようやく大過なく最後まで弾けるようになってきた。スタジオのレッスンでは人数が揃わないので、ちゃんとしたハーモニーにはならないけれど、いちおうパッヘルベルのカノンには聞こえる。
明日ははじめてパートが揃ってカノンの練習。
なんか、この曲をやっているとバヨ会をしていたころを思い出す。バヨ会のたんびにこれを弾くんだけど上手く弾けなくて、次のバヨ会まで弾けるようになろうとレッスンでも見ていただいたりして、なんとかかんとか弾けるようになって、そうなるとバヨ会が待ち遠しくて、なんて感じだった。
いまもこうやっていちおう弾けるようになると、明日のレッスンが楽しみだったり、発表会が待ち遠しかったりする。
あとは音色だな。
って、これはかなり本質的で、これまでずっと何とかしたいと思ってきて何ともできなかったことなんだけど。
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