2013年5月19日日曜日

アンサンブル

 私のように大人になってからヴァイオリンを始めるような者はかなり奇特だろうと思っていたのだが、実は結構大勢いらっしゃるということが、こうしてネットをしていてわかった。数年前からそういう方たちと「バヨ会」と称してはアンサンブルごっこをするようになった。今日は、私の住んでいる街に、九州を除く3大陸7府県から9人の方にお集まりいただき、朝早くから夜まで、途中、食事会や茶話会を交えながらヴァイオリンを弾き続けた。 

 弦楽器というのは、もちろん無伴奏のソロの曲もあるのだけれど、合奏してこそ楽しい楽器だと思う。いつかどこかのステージで弾くとか、そういう目標は何もないのだけれど(というか、私がいる限りはそのレベルに達するのは大変だと思う)、ヴィオラだけ弾いていたら「なんのこっちゃ」というような奇怪なメロディが、ハモらせてみてきれいに調和したときは
ぞくっ 
とくるもの。これを味わって以来、病み付きになってしまっている。
 というよりも、これを味わいたいがためにヴィオラを始めたようなものだ。
 最初の頃は歌謡曲だとかそういったものを簡単にアレンジしたものばかりだったけれど、最近ではバロック音楽のちょいと難しい曲も合わせられるようになった。こういう会があると、ちゃんと弾けるようにしなきゃ、と練習にも熱が入るし、実際に練習して上手くハモるとまた楽しいから、また練習しようと思う。

 今日はホントに楽しかった。

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