発表会以降、何を弾くのか定まらないまま、『ヴィオラ名曲31選』にある曲を、あまり目的もなく弾いている。難易度からするとそれほど高くないのだが、前回のレッスンでは
もっと音楽的に
という注文がついた。強弱とかそういうこともさることながら、「楽譜通りに弾きました」というのでは子供の発表会みたいだから、というのだ。
見ていただいているのはバッハのアリオーソ。
アリオーソというのは「歌うように」という意味だそうだ。つまり、弾き方の指示であってタイトルではない。そこでこれに題名を付けることにした。最初は歌詞を付けるつもりだったのだが、
歌は聞きません
と先生がおっしゃるので題名だけにしておいた。付けた題名が「暖炉の前で」。ロギングチェアで寛ぐ老人。その前では暖炉が燃える。別の部屋では、老人の子供や孫が集まって、米寿のお祝いの席を用意している。長かった人生を思い返しながら暖炉の火を見つめる老人。この暖炉もそういう老人の人生を見続けてきた。苦しかったこと、楽しかったこと。何かを成し遂げた満足感。それらの思い出の中で老人は満足げに軽い眠りに誘われる。
音楽性と言われて思ったのは、最初の音を出した時に、必然的に曲全体が予想できること。この曲の場合、最初は「シーーーー」と伸ばしているだけなのだが、張り付けた動画を聴いていると、その音を聞いただけで、その次は「ドレミラーーー」という展開への期待が浮かび、そこからあるべくしてどんどん次の音が出てくる。そういう感じに弾くことだ。
そのためには暖炉を思い浮かばせるように音を伸ばさないといけない。最初にアタックを入れず、ビブラートを少しずつ大きくしていき、次の音を導き出す。
すべての音というわけではないが、一つひとつの音にそういう意味を持たせて弾いていくと、それまでとは全く違う曲になってくる。今までやってきたことがなんて幼稚なのかと思うぐらいだ。
こうして弾いてみるとクラシック音楽の奥の深さを感じる。
うむ、新境地だな。
2016年12月23日金曜日
2016年11月13日日曜日
左手の形と音程 考
音程が良くないのを矯正するためにセヴシックをやっている。最初の3小節だけしっかりやることを考えて、次々やるのは駄目ですよ、とのことだったのだが、前回のレッスンで新しいご指導があった。
ひとつ音を出したらいっかい止める
いっかい止めて次の音を出す準備をする
その準備ができるまで音を出しちゃダメ
次の音を出す準備とは、その次の音を出す準備も含まれる。ラ~と弾いた後でいっかい止めて、人差し指をシの位置に置いて弦を押さえるとともに、中指もドの位置をすぐに押さえられるところに止めておく。そのときの手首、肘、弓の位置や角度、立ち姿などすべてOKだったら初めて音を出す。
そうはいっても、最初のうちはどこをどう気を付ければいいのかよく分からなかった。ちょっとわかったきっかけは、右の写真の手の形だ。すぐにわかるのは、小指が薬指の下に入っていること。つまり、この状態で小指をエイッと伸ばしても薬指に近づこうとするので、間がなかなか開かないのだ。原因は、手のひらを丸くするときに、紙を円柱形に丸めるような平面的な動きだけでなく、小指を内側に巻き込んで球面を作るような動きをしているからだ。
これを矯正するには、小指を立てた状態で外側に捻る癖をつけるしかない。風呂場で手のひらを温めながら、小指の下の部分を外に反らせたり、小指を捻ったりと、いろいろやってみるのだが、四十路のおっさんにはちょっと健気すぎる努力のように思える。
しかし、実際に弾いてみると小指を薬指の下に入れてしまうもう一つの原因がわかってきた。
手のひらと竿の角度が開いているのだ。これが開いているから小指は竿から遠い。遠い小指で竿を押さえようとすると、手のひらを縦に丸く丸めないといけない。だから開かないんだ。
もうひとつわかったのは、こうして小指を伸ばそうとしているとき、人差し指の付け根のところが竿を強く押している。その力に抗おうとして親指が物凄い力で竿を押し返している。
これは手のひらだけで解決できない。
手首から角度をつけないとダメだ。
これまで、手首を遠くに、と言われてただ手首を遠くにすればいいのかと思っていたが、どうやらそうではない。指の骨は手首のところから分かれているが、そのうち親指の骨が付いているところに少し硬い部分があるが、この部分だけを遠くにするようにしてみる。肘の感じがいままでにない感覚になる。日常はあまり使わない腕の筋肉を使っている感じがする。そして、自然と手のひらが竿に向かい合うようになり、親指の力も要らなくなる。
これだな。
これこれ。
いままで何回も言われていたようにも思うのだが、やっとその意味が分かったような気がする。
ひとつ音を出したらいっかい止める
いっかい止めて次の音を出す準備をする
その準備ができるまで音を出しちゃダメ
次の音を出す準備とは、その次の音を出す準備も含まれる。ラ~と弾いた後でいっかい止めて、人差し指をシの位置に置いて弦を押さえるとともに、中指もドの位置をすぐに押さえられるところに止めておく。そのときの手首、肘、弓の位置や角度、立ち姿などすべてOKだったら初めて音を出す。
そうはいっても、最初のうちはどこをどう気を付ければいいのかよく分からなかった。ちょっとわかったきっかけは、右の写真の手の形だ。すぐにわかるのは、小指が薬指の下に入っていること。つまり、この状態で小指をエイッと伸ばしても薬指に近づこうとするので、間がなかなか開かないのだ。原因は、手のひらを丸くするときに、紙を円柱形に丸めるような平面的な動きだけでなく、小指を内側に巻き込んで球面を作るような動きをしているからだ。
これを矯正するには、小指を立てた状態で外側に捻る癖をつけるしかない。風呂場で手のひらを温めながら、小指の下の部分を外に反らせたり、小指を捻ったりと、いろいろやってみるのだが、四十路のおっさんにはちょっと健気すぎる努力のように思える。
しかし、実際に弾いてみると小指を薬指の下に入れてしまうもう一つの原因がわかってきた。
手のひらと竿の角度が開いているのだ。これが開いているから小指は竿から遠い。遠い小指で竿を押さえようとすると、手のひらを縦に丸く丸めないといけない。だから開かないんだ。
もうひとつわかったのは、こうして小指を伸ばそうとしているとき、人差し指の付け根のところが竿を強く押している。その力に抗おうとして親指が物凄い力で竿を押し返している。
これは手のひらだけで解決できない。
手首から角度をつけないとダメだ。
これまで、手首を遠くに、と言われてただ手首を遠くにすればいいのかと思っていたが、どうやらそうではない。指の骨は手首のところから分かれているが、そのうち親指の骨が付いているところに少し硬い部分があるが、この部分だけを遠くにするようにしてみる。肘の感じがいままでにない感覚になる。日常はあまり使わない腕の筋肉を使っている感じがする。そして、自然と手のひらが竿に向かい合うようになり、親指の力も要らなくなる。
これだな。
これこれ。
いままで何回も言われていたようにも思うのだが、やっとその意味が分かったような気がする。
2016年11月4日金曜日
再びセヴシック
このところ、レッスンで言われることはいつも音程
自分でも合っているように思えないのだが、いったいどうすれば良くなるのか。
発表会が終わって以降、なんとなくレッスンの方向性が見えなくなっていた。先生も、このオッサン相手にどんなレッスンをすればいいのかと迷っておられたのかもしれない。それが、前々回のレッスンで、「ヴィオラ名曲31選」を取り出してきて、その中の曲をやっていくということで、少し方向性が見えてきた。前回のレッスンでは、それと平行してセヴシックをやることになった。エチュードとエクササイズの組み合わせという、なんとなくレッスンの王道が出来上がったみたいだ。
それでこのところ、練習でも必ず音階練習をするようにしている。時間に制限のない場合は、セヴシックのOPAS.1のNO.1の最初の3小節だけ30分ぐらいやっているときもある。30分かけても納得できるところまでいかない。先生からも、とにかく完全に弾けるようになるまで前に進まない!、という「コソ練厳禁」のお達しがあったので、とにかく納得できるまで練習する。そして最後は小指が吊ってきて、結局納得できないまま終わってしまう。
結果には納得できないのだが、なぜ音程が合わないかはだんだんわかってきた。合わない理由にはそれなりに納得できつつある。
まず、3指を伸ばしたときに2指が上擦ってしまって、元の音に戻るときに上擦ったままになってしまう。4指と3指の間でも同じようなことが起こっていて、そのたびに少しずつ音程が上がる。セヴシックの最初は
ラシドシ シドレド ドレミレ
だ。この場合、1指と2指は半音だが、2指と3指、3指と4指は全音。この指の形が結構難しいので、まず、2指を3指に付けて、
ラシ#ドシ シ#ドレ#ド #ドレミレ
とやってみる。キラキラ星を弾くときの指の形だ。これだと3指や4指も楽に出せて、ほかの指が上擦ることもない。これをそれぞれの弦でやってみる。
レミ#ファミ ミ#ファソ#ファ #ファソラソ
ソラシラ ラシドシ シドレド
ドレミレ レミファミ ミファソファ
A線やD線では出来ても、G線やC線となると指が届かない。
エイッ
と指を出すときに、悶えるように体を捻っていたり、その所為で楽器が外側に傾いて却って指板が遠くなってしまったり、なぜか右足を不必要に蹴り上げていたりして、自分でも笑ってしまう。左手親指が指版に当たるポジションを、第1間接のやや上から、指の腹ぐらいまで下げ、さらに3指や4指のときに意識的に楽器を内側に傾けるようにする。それ自体は見ていて変なのだが、それまでの可笑しさを矯正するためのポジティブアクションだ。
そんなことをやった上で、次は3指も半音上げる。ト長調やニ長調で出てくる指の形だ。
ラシ#ドシ シ#ド#レ#ド #ド#レミ#レ
レミ#ファミ ミ#ファ#ソ#ファ #ファ#ソラ#ソ
ソラシラ ラシ#ドシ シ#ドレ#ド
ドレミレ レミ#ファミ ミ#ファソ#ファ
そこまでやったら、セヴシックのもとの指の形。
ラシドシ シドレド ドレミレ
レミファミ ミファソファ ファソラソ
ソラ♭シラ ラ♭シド♭シ ♭シドレド
ドレ♭ミレ レ♭ミファ♭ミ ♭ミファソファ
さらに1指を半音下げて、ニ短調で出てくる形。
ラ♭シド♭シ ♭シドレド ドレミレ
レ♭ミファ♭ミ ♭ミファソファ ファソラソ
ソ♭ラ♭シ♭ラ ♭ラ♭シド♭シ ♭シドレド
ド♭レ♭ミ♭レ ♭レ♭ミファ♭ミ ♭ミファソファ
そのとおり。無理。
ここまで出来て初めて「納得」ということになるのだが、いったいそれはいつになることか。
自分でも合っているように思えないのだが、いったいどうすれば良くなるのか。
それでこのところ、練習でも必ず音階練習をするようにしている。時間に制限のない場合は、セヴシックのOPAS.1のNO.1の最初の3小節だけ30分ぐらいやっているときもある。30分かけても納得できるところまでいかない。先生からも、とにかく完全に弾けるようになるまで前に進まない!、という「コソ練厳禁」のお達しがあったので、とにかく納得できるまで練習する。そして最後は小指が吊ってきて、結局納得できないまま終わってしまう。
結果には納得できないのだが、なぜ音程が合わないかはだんだんわかってきた。合わない理由にはそれなりに納得できつつある。
まず、3指を伸ばしたときに2指が上擦ってしまって、元の音に戻るときに上擦ったままになってしまう。4指と3指の間でも同じようなことが起こっていて、そのたびに少しずつ音程が上がる。セヴシックの最初は
| これの最初の3小節だけ繰り返す |
だ。この場合、1指と2指は半音だが、2指と3指、3指と4指は全音。この指の形が結構難しいので、まず、2指を3指に付けて、
ラシ#ドシ シ#ドレ#ド #ドレミレ
とやってみる。キラキラ星を弾くときの指の形だ。これだと3指や4指も楽に出せて、ほかの指が上擦ることもない。これをそれぞれの弦でやってみる。
レミ#ファミ ミ#ファソ#ファ #ファソラソ
ソラシラ ラシドシ シドレド
ドレミレ レミファミ ミファソファ
A線やD線では出来ても、G線やC線となると指が届かない。
エイッ
と指を出すときに、悶えるように体を捻っていたり、その所為で楽器が外側に傾いて却って指板が遠くなってしまったり、なぜか右足を不必要に蹴り上げていたりして、自分でも笑ってしまう。左手親指が指版に当たるポジションを、第1間接のやや上から、指の腹ぐらいまで下げ、さらに3指や4指のときに意識的に楽器を内側に傾けるようにする。それ自体は見ていて変なのだが、それまでの可笑しさを矯正するためのポジティブアクションだ。
そんなことをやった上で、次は3指も半音上げる。ト長調やニ長調で出てくる指の形だ。
ラシ#ドシ シ#ド#レ#ド #ド#レミ#レ
レミ#ファミ ミ#ファ#ソ#ファ #ファ#ソラ#ソ
ソラシラ ラシ#ドシ シ#ドレ#ド
ドレミレ レミ#ファミ ミ#ファソ#ファ
そこまでやったら、セヴシックのもとの指の形。
ラシドシ シドレド ドレミレ
レミファミ ミファソファ ファソラソ
ソラ♭シラ ラ♭シド♭シ ♭シドレド
ドレ♭ミレ レ♭ミファ♭ミ ♭ミファソファ
さらに1指を半音下げて、ニ短調で出てくる形。
ラ♭シド♭シ ♭シドレド ドレミレ
レ♭ミファ♭ミ ♭ミファソファ ファソラソ
ソ♭ラ♭シ♭ラ ♭ラ♭シド♭シ ♭シドレド
ド♭レ♭ミ♭レ ♭レ♭ミファ♭ミ ♭ミファソファ
そのとおり。無理。
ここまで出来て初めて「納得」ということになるのだが、いったいそれはいつになることか。
2016年10月16日日曜日
課題まとめ
といっても、そんな大層なことでもない。このところ、練習時間があまり持たない。すぐに飽きてしまう。これはよろしくないので、仮に2時間なら2時間の練習時間が取れたら、何を練習するかまとめておいて、これ見ながら練習しようというだけのことなので、よほど私の動静に関心のある方以外は、今回は読み飛ばしておく方が時間を無駄にしなくていいと思う。
まずは音階練習。
葉加瀬太郎の時はあまり自分では気づかなかったのだが、バッハをやるようになって、音階の拙さが際立つようになった。ふつうは葉加瀬太郎みたいな誰もが知っている曲の方が気付きやすいものだから、たぶん、自分が気づかないうちに相当、音を外していたのに違いない。
そこで、セヴシック再び。
先生からは、1行ずつとか、1セットずつとか、とにかく完全に弾けるようになるまで前に進まない!、という「コソ練厳禁」のお達しがあった。最後まで通そうなんて思わないようにということだ。それはそれとして、特に課題なのは3指のシャープになるところとか4指のところで音程が上ずってしまうところ、それもC線とかG線だ。あとはポジション移動の前後なんだけど、これは次回のレッスンのときにセヴシックを持っていって、課題をもらうことになった。
そのうえで、ヴィオラ名曲31選をひとつづつやっていく。これをテキストみたいにして、一つの曲が出来かけたら、次の課題をもらうことになった。
とりあえずは9番のバッハのアリオーソ。毎回、講評があって点数がつく。今回は60点。とにかく音程でかなり減点された。あとボウイングが小さい。特に後半は譜読みも怪しい。おそらくダイナミクスなんかも何もできていない。それでも60点もらえたのは、それなりに一所懸命練習していったので、あまり辛い点数でやる気を殺いでもだめだという温情的判断だと思われる。
そして、これもバッハで「G線上のアリア」。
こっちは、いつものスタジオではなくて、3カ月に1回ぐらいの割合であるアンサンブルレッスンの課題。まだまだ先だと思っていたのだが、もう1ヶ月もないぞ、という局面になってきたので、そろそろ練習しなければ。
誘ってくださった方は「ゆる~いアンサンブルです」と仰っていたが、いままでの経験では決してゆるくはない。たぶん、その先生のいつものレッスンがかなり厳しくて、アンサンブルの方は私のような部外者がいるので、先生がちょっと遠慮されているから、いつもそこでレッスンを受けておられる方には「ゆるく」感じられるのだろう。
そして積み残しているヘンデルのヴァイオリンソナタ4番。
一応、発表会は終わったのだか、もうちょっとまともに弾きたい。放っておくとどんどん劣化するので、時間があればさらえるとか、せめて「通せます」という状態はキープしておきたい。
あと、葉加瀬太郎の「ANOTHER SKY」と、前に発表会で弾いたバッハの無伴奏チェロ組曲1番プレリュード。
しばらくこんな感じで練習しよう。
まずは音階練習。
葉加瀬太郎の時はあまり自分では気づかなかったのだが、バッハをやるようになって、音階の拙さが際立つようになった。ふつうは葉加瀬太郎みたいな誰もが知っている曲の方が気付きやすいものだから、たぶん、自分が気づかないうちに相当、音を外していたのに違いない。
そこで、セヴシック再び。
先生からは、1行ずつとか、1セットずつとか、とにかく完全に弾けるようになるまで前に進まない!、という「コソ練厳禁」のお達しがあった。最後まで通そうなんて思わないようにということだ。それはそれとして、特に課題なのは3指のシャープになるところとか4指のところで音程が上ずってしまうところ、それもC線とかG線だ。あとはポジション移動の前後なんだけど、これは次回のレッスンのときにセヴシックを持っていって、課題をもらうことになった。
そのうえで、ヴィオラ名曲31選をひとつづつやっていく。これをテキストみたいにして、一つの曲が出来かけたら、次の課題をもらうことになった。
とりあえずは9番のバッハのアリオーソ。毎回、講評があって点数がつく。今回は60点。とにかく音程でかなり減点された。あとボウイングが小さい。特に後半は譜読みも怪しい。おそらくダイナミクスなんかも何もできていない。それでも60点もらえたのは、それなりに一所懸命練習していったので、あまり辛い点数でやる気を殺いでもだめだという温情的判断だと思われる。
そして、これもバッハで「G線上のアリア」。
こっちは、いつものスタジオではなくて、3カ月に1回ぐらいの割合であるアンサンブルレッスンの課題。まだまだ先だと思っていたのだが、もう1ヶ月もないぞ、という局面になってきたので、そろそろ練習しなければ。
誘ってくださった方は「ゆる~いアンサンブルです」と仰っていたが、いままでの経験では決してゆるくはない。たぶん、その先生のいつものレッスンがかなり厳しくて、アンサンブルの方は私のような部外者がいるので、先生がちょっと遠慮されているから、いつもそこでレッスンを受けておられる方には「ゆるく」感じられるのだろう。
そして積み残しているヘンデルのヴァイオリンソナタ4番。
一応、発表会は終わったのだか、もうちょっとまともに弾きたい。放っておくとどんどん劣化するので、時間があればさらえるとか、せめて「通せます」という状態はキープしておきたい。
あと、葉加瀬太郎の「ANOTHER SKY」と、前に発表会で弾いたバッハの無伴奏チェロ組曲1番プレリュード。
しばらくこんな感じで練習しよう。
2016年10月9日日曜日
ハ音譜の初見
レッスンがあった。
前の記事に書いたが、発表会後、練習の目標を失っている。「とりあえず」という感じで、葉加瀬太郎の比較的易しい曲を弾いているのだが、どこをどう練習すればいいのかが見えてこない。こういう曲を聴いていると、楽譜では同じように書かれているのに、一つひとつの音がすべて違うのがわかる。同じような二分音符でも、その中での強弱の付け方やビブラートの掛け方、弓の運び方や音色の出し方、すべてが違う。こっちはおんなじ音を出すのがひと苦労なのに。
ま、それでも何とか「葉加瀬太郎のANOTHER SKYですね」っていうことが分かるようにはなってきたのだが、向こうがジェット機だとしたら、こっちは鳥人間コンテストみたいなもんだ。おまけに楽譜にまちがって「ANATHER SKY」って書いちゃったよ。もうタイトルの段階で違うものになっている。
こんな調子なんだけど、最初だけでも葉加瀬太郎みたいに弾きたい。
を
と思わせたい。鳥人間コンテストでも、最初は「行けるかな」って思わしといて、途中で「あ~ぁ」ってなるやつはテレビに映してもらえるけど、最初から「こりゃ駄目だ」ってやつは映してももらえないじゃないか。
いちお、先生の前で弾いてみた。やっぱり言われるのは同じ。
音程
そりゃ直さないといけないとおころはいっぱいあるけど、まず最初に直すべきは音程。いちばん簡単にそれらしく聴いてもらえるようにするには、まず音程。とくにゆっくりしたテンポの曲だから音程が外れているのがすぐにわかる。それも、小指が届いていないとかいうのはなかなか直せないけど、ポジション移動でちゃんと移動できていなくて、あと全部音程が上ずっているとか、そういうところを、チューナー見ながらでいいからしっかり直すこと。
それと、フォルテのところで調子に乗って大きな音を出そうとすると、音が割れてしまっているから、むしろピアノのところを小さく丁寧に弾いて、フォルテがフォルテに聞こえるようにすること。う~む。葉加瀬太郎のジェット機みたいなヴァイオリンがあれば多少無茶な弾き方しても音が割れたりはしないのだろうけど、こっちは予算も鳥人間コンテスト並みだから・・・。
そんな感じでレッスンが終わってしまう。
もう、お前に言うことはない。
という感じなのだが、いや先生、もうちょっと上手く弾きたいですよ。
そんな悩みを事務所で愚痴っていたら、こんな本が目に留まった。「ヴィオラ名曲31選」。中身をパラパラ見ていたら、「どうぞ借りていってください」ということだったので遠慮なく借りることにした。それでレッスンにも持ち込んで、葉加瀬太郎が終わりかけたところで、
これ、さっき事務室で借りたんですけど・・・
と言って持ち出す。先生曰く
なんか有名な曲が多いから間違いが目立つんですよね~
でも、ま、そんなこと言わずに、この中から何かレッスン付けてくださいとお願いしたら、
じゃ、最初から全部いきますか
なんてことになった。それで最初の曲を弾いてみて、
う~ん・・・
となって、他の曲を探してもらう。次回はバッハを見てもらうことになったのだが、あとで「最初から全部っていうのも面白いかも」って思ったりした。それ、スズキのテキストみたいなので順番に丸もらう感じのレッスンだし、なんかレッスンをしてもらっている感じがある。
それに、初見の練習だとか、楽譜を読む練習にもなる。
そういえば、今日、2曲も初見で弾いたじゃないか。知っている曲ではあったけど、いきなり先生の前で初見で弾くなんてことをしたのは、今回がはじめてだ。進歩は目に見えないところであるもんだ。
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