2015年1月21日水曜日

初アンサンブルレッスン

 初めてアンサンブルのレッスンを受けてきた。
 ヴァイオリン教室でのレッスンで、メンバーはたぶん、そのヴァイオリン教室で個人レッスンを受けておられる生徒さんばかりだと思う。自分のレッスンのときに前後の方と言葉を交わされたり、発表会があったりで、お互いに知っているというところに、まるで門外漢の私が
はじめまして ヴィオラです
といって混ぜてもらうという体での受講だ。

 それにしても、みんな優しい!
 初めての私に誰一人として「なんやねん、こいつ」という態度を取られることなく、温かく迎えてくださる。音楽は人の心を丸くするのだろうか。先生も、初めての私に気を遣われているようで、
そこ、ヴィオラ音程外している。
そこ、ヴィオラ遅れてる。
ちゃんと弾けよ、アホ、ボケ
みたいなことは言われなかった。

 いつものスタジオでもそうなのだが、男性でもある程度の年齢から楽器を習っておられる方は結構おられる。ここの教室もそうで、男女比率はほぼ半々。中学生の女の子から私ぐらいのおじさんまで、年齢的にもいろんな方がおられた。どの人も何も目的なしに集まっている訳ではなくて、それぞれレッスンを受けに来ているのだから、余計な気を遣ったり「私下手だから」なんてエクスキューズで免責されようとするようなことではなくて、その音楽に自分の人格をのせるようなつもりでちゃんと弾く。そこがコミュニケーションの基本のような気がする。
 素人ばっかりだと、一応弾いたあとで「さて、どうしよう」となるのだけれど、ちゃんと指導してくださる方もおられるので、「次はここをこのように」と次々に課題が出てくる。そこに注意して弾くたびに演奏のレベルが少しずつ上がっていくような気がしないわけでもないような気がする。

(そこ! 声が小さい!)

 3時間の長丁場だったけれど、ちっとも長くは感じなかったし、「えっ、終わり?」ってぐらい短く感じた。参加する人の都合を合わせるのがたいへんらしく、次回は3カ月ぐらいあとのようなのだが、また行ってみたいと思うレッスンだった。

2015年1月12日月曜日

主よ人のなんちゃら

 昨年の11月にあったバヨ会が切っ掛けで、アンサンブルのレッスンを受けることになった。
 これも昨年からなのだが、いろんなアマオケの演奏会を聴きに行って、自分もいつかこの中のどれかに入ってステージに出ることがあるのだろうか、なんてことを考えたりしていたのだが、

  • ここは平日に練習しているから行けない
  • ここは遠くて行けない
  • ここは若い人ばかりでおじさんの出る幕がなさそう
  • ここは上手すぎて素人の出る幕がなさそう

などと、行かない理由ばかりが頭の中をぐるぐる回って、結局一歩も踏み出せていない。
 そこへ、バヨ会の録音を聴いてみて、自分の音がなんか気持ちわるくて、いや、これ、結構まわりに迷惑かけているよな、みたいな感じが沸々としてきて、そこにアンサンブルレッスンの話があったので飛びついてみた。

 言われた連絡先にメールをしてみて、何回かやりとりをしたあと、楽譜が送られてきた。バッハの「主よ人のなんちゃらのなんちゃら」って曲のようだ。楽譜には「主よ」としか書いていないけど、きっとそうだと思う。ヴィオラって主旋律がないから知っている曲でも何の曲か分からない。もうこの辺から
アンサンブル
って感じだ。
 知っている「主よ」は延々と三連符が続く(いや9/8拍子か?)のだけど、もらった楽譜は四分音符ばかり。途中に付点八分音符とか、八分音符がある。
あれ、これどうリズムを取ればいいんだ?
メトロノームを3拍子にセットして、それを上のパートと思って合わせて見るのだけれど、上手くリズムが取れない。もしかして、これ、思っている曲じゃないのかも…。なんてことも考えてみたのだけれど、どうやらやっぱりバッハのやつみたいだ。

見た目、四分音符が多くて簡単そうだけれど、
これ、意外と難しいじゃん。

アンサンブルのレッスンて、ふつう、それまでに各パートをちゃんと弾けるようにしてから行くんだな、きっと。いや、それにしてもあと1週間しかないぞ。ってことで
ちょっと焦り気味。

上手くいけばこうなるはず。



今日はこれを聴きながら自分のパートを弾くという無謀な試みをしているところだ。

2015年1月3日土曜日

ヴァイオリンの弾き初め

 いまさらながら、あけましておめでとうございます。
 今年もまた、役に立たない記事を垂れ流しにしていきますので、お暇な方だけ見てください。

 さて、予報では、元旦の未明から荒れた天候になるとのことだったが、幸い、風は強いものの雪はそれほどでもなく、初日の出も拝めたようだ。大晦日は、紅白を最後まで視てからウダウダして寝たのだが、目覚ましは元旦もいつも通りの時間に鳴った。まだ外は真っ暗。簡単に小腹を満たして、元旦の夜明け前にヴァイオリンの弾き初めに出掛けた。

 年末のレッスンでは、左手親指の力を抜くという宿題が出されたのだが、弾き初めからそんな練習をしていると気分が沈むばかりだ。その練習が大事なのは分かるけれど、正月だけはそれを忘れて、バッハのドッペルを1時間半ほど練習した。いくら練習しても弾けないこの曲は、もはや永遠に完成しないどっかの国の教会みたいになっているが、今年こそはこれが弾けるようになりたいものだ。

 元旦の午後からは、この辺りでは珍しい大雪。20センチほど積もって道路も真っ白になった。2日の昼間には、少なくともクルマが走るところはいったん融けたが、2日夜に再び積雪。いつも練習している朝の時間にクルマを出すのはちょっと危なくて、元旦以来、ヴァイオリンを弾いていないのだが、今年も年末までヴァイオリンを続ける、というささやかな目標にむかって精進していこうと思う。

 ある新聞のコラムでは、正月の雪は吉兆という伝承があるかのような記事があったが、それはあるいは稲作が日常生活や経済活動の中心だった時代の永年の経験の積み上げが背景にある「言い伝え」なのかもしれない。ま、当時の正月はいまの暦だと2月の始めぐらいだったので、それをそのまま昨日、今日の天候に当てはめて、今年は気候が安定するかもしれない、などということも出来まいが、この雪で正月早々幸先がわるい気分になるのではなく、「今年こそは」というぐらいのつもりでやっていきたい。

2014年12月29日月曜日

年末最後のレッスン

 このところ、ブログの更新頻度がやや落ちてしまいましたが、けっして練習をしていない訳ではない。この間に、忘年会で腹を壊してしまって、早起きどころか会社に行くのが精一杯という日が数日あったり、今年のうちにこの仕事は終わらせようと思っていたら、他の人も同じようなことを思っていて、あとはよろしくとばかりに仕事がわんさかやってきて、残業続きで早起きできなかったり、いろいろ逆境はあったが、3日に1回ぐらいの割合では朝練をしている。3日に2日はサボっているのだが…

 レッスンでクロイツェルを見ていただいているので、練習でもクロイツェルは欠かさない。といっても、練習時間が1回30分ほどなので、そのうちの10分とか15分なのだが、こういうのは日々の積み上げが大事。宿題の出し方も、1曲全部ではなく、4小節ずつ宿題になるので、そこばっかり練習して少しできるようになると面白い。難しい曲を通そうとして全然通らないのを何度もやっているより、ある意味、達成感もあるし、こういうのもわるくない。

 そうはいっても、こういう基礎練習のレッスンは結構厳しい。
 今日は、左手親指の力を如何に抜くかで、結局どうやったら力が抜けるのか有効な方法が見つからないまま、レッスンが終わってしまった。親指に限らず、力を抜こうとするとそこに力が入ってしまう。今日のところでいうと、左手親弓の力を抜こうとしているのに、右手の力が抜けて「ふにゃっ」とした音になったり、人差し指や中指などの方の力が抜けてポイントが甘くなったり、それで親指の力が抜けるかというとそうでもなくて、依然として力が入っているという、そういうことの繰り返しでずいぶん時間を取ってしまった。親指を反らしたれダメとか、左肘を内側に入れてとか、親指の付け根のあたりに卵ぐらいの空間を作ってとか、前から言われていることなのだが…

これも身体的制約なのだろうか

ま、何でもかんでも年齢の所為にしてしまっていては上達もするまい。ここは親指に気を付けながら練習を積み重ねていくしかない。

 さて、大晦日を前にして改めてブログを読み返してみると、いろんなことのあった1年だった。ヴァイオリンのレッスン復活、先生のご退職とその後の交代、発表会、アマオケコンサート、久しぶりのバヨ会。ブログのネタにこと欠かない1年だった。

 毎年、お正月になると、

今年も年末までヴァイオリンを続けよう

と思うのだが、今年は目標を達成できた。昨年、それが出来なかっただけに感慨深い。いろいろ逆境もあって、薄氷を踏む思いでの目標達成だけれど、また来年もこんなささやかな目標に向かって精進していこうと思う。

2014年12月16日火曜日

身体的制約

みなさん。
 左手の人差し指から小指までの4本の指の先をどこかに置いてください。右の図のようにです。別にキーボードでなくてもいいですよ。
 さ、そこから人差し指、中指、小指はそのままで、薬指だけを浮かせることは出来ますか。

 おそらく「出来る」という方も多いと思う。我が家では、私以外の家族全員が出来る。ところが私だけはできないのだ。十歳にならない子供なら、もしかすると何かの訓練で将来できるようになるかもしれないが、四十路のおじさんとしては身体的な制約に他ならない。四十の手習いとは、つまりこういう制約の中で如何にそれらしく弾くか。言い換えると、本当は届かない指をどうやって届かせるかとか、届かないなら届かないなりにどんな曲を弾くかとか、そういうことの集合体だ。

 さてさて、前回からクロイツェルが始まったのだが、先生の指示はとにかく細かい。ひとことでいえば
次の音を用意する
ということなのだが、これがたいへん。例えば・・・・

同じ弦で3→4→2と弾くとき、3を押さえるときに2も押さえる。

これは、2と3の間が狭くて指が入らないとか、そういう問題はありつつも、ま、なんとかクリアできる。けれど、そのあと・・・

4を押さえたら3を離す。

つまり、これが出来ないわけだ。
1→2→0と弾くときに、2を押さえたら1を離す、とか
2→3→1と弾くときに、3を押さえたら2を離す、とかならできる。ところが、
3→4→2と弾くときに、4を押さえたら3を離す、ということが出来ない。
出来ないのは仕方がないので、とりあえずは出来ることから意識的に取組むしかない。

他に出来そうでできないのは、移弦の前に次の音を用意するということ。
例えば、A線3指でソを弾いている間に、E線1指のファを用意するということだ。
指の形からいうと難しくないのだが、左手でE線を押さえようとすると、右手が自然とE線を弾きだす。長年のうちに着いた習慣というのは恐ろしい。

さらに、E線1指のファを弾いている間に、A線3指でソを押さえる、となるとアーチが加わる。
これも出来なくはないのだが、やはり右手が言うことを聞いてくれない。

それと、小指を使わないときに、どうしても小指がクルッと曲がって弦から遠ざかっているとか、小指で押さえるときに第2関節が伸びているとか、改善するべきところは一杯あるのだが、
当面は、身体的制約で出来ないものはあとまわし
できるところからやっていく
ということで、毎日コツコツ練習に励んでいる。

でも、ときどきこの練習ばかりでは堪えられずに、無性にドッペルが弾きたくなったりとか、以前に弾いた曲を思い出したりとか、そういうのがあって、一向に練習は捗らないのだが・・・