テレビのチャンネル権を妻にすっかり支配されているので、ドラマを毎週視るということはなかなかできないのだが、このクールでは珍しく、民放のこのドラマをみている。
https://www.tbs.co.jp/sayonaramaestro_tbs/
地方のしがないオーケストラを市長が潰しにかかるという、昔からよくあるパターンといえばそうも言えるストーリーなのだが、最近はまったくの創作ともいえないネタかもしれない。大河ドラマで、散楽で藤原氏の理不尽な支配を笑い飛ばす場面がたびたび出てくるが、放送にかかわる人たちも、現代の藤原氏の理不尽な支配に直面していて、それをネタに面白くドラマを作ろうという気持ちがあるのかもしれない。
そういう難しい話はさておいて、先週のところでは、當真あみが演じる女子高生がヴァイオリンの練習をしているシーンがあって、「6つの調で音階が弾けるようになったよ」という台詞があった。たぶん、イ長調、ニ長調、ト長調、ハ長調、ヘ長調、変ロ長調ではないかなと思う。シャープ3つ、シャープ2つ、シャープ1つ、シャープなし、フラット1つ、フラット2つという6つ。
あぁ そういう練習をしていなかったなぁ
このところ、休みの日にいろいろな用事が入って、練習時間の確保がますます難しくなっていた。前回のレッスンから10日間もケースを空けないままにしておくと、本当に指が回らない。それで、何度か会社帰りにカラバヨ(カラオケボックスで練習することね)をやるのだが、そういう「まとめ練習」よりも、短時間でいいから毎日何か練習することが効果的なのはいうまでもない。
と思っているところに當真あみちゃんの台詞があったので、練習の最初にやってみることにした。ヴァイオリンだと、開放弦を活かしてファーストポジションだけで練習できるのだけれど、ヴィオラの場合は5ポジまで上がらないといけない。これもまあいい練習だ。
今日は音出しができるので、これとSEVCIK、KAYSERである程度、身体全体を温めてから、発表会に向けた練習ということになるが、音階練習なら、普段、指で弦をはじいて小さな音を出しながら夜でも練習できるので、
まずはこういうことを毎日やらなければなぁ
と、いまさらながら初心にかえる。
0 件のコメント:
コメントを投稿