先月、弦と弓毛を相次いで交換した。いちおうもれなく記録しているつもりなのだが、その記録によると、弦の交換は去年の5月以来、弓毛の交換は2020年4月以来。そんなにも替えていなかったのかと驚いてしまうが、さすがにこれだけ放っておくと、調子のわるいのが素人でもわかる。特に弓毛の方はツルツルした感じで全然、弦を掴んでくれない。弦は弦で、松脂がこびりついてギトギトした感じ。弓毛が弦を掴まないから松脂を無駄にたくさん塗るので、ますます状況がわるくなる。弦と弓毛を替えるとさぞやいい音が出ると思ったのだが如何に。
確かに弾きやすくはなった。
演奏を録音してみる
・・・
駄目だな、これは。
なんだろうな。とにかくゆっくりした曲は難しい。下手なのがすぐにわかる。早いパッセージでチャカチャカチャラチャラと弾く曲なら、とりあえずそれらしく弾けばそれらしく聞こえるのだけれど…
イージーな音程の取り方が気になる。
音の出はじめのところでうまく音程が取れていない。指を動かしているつもりはないのだけれど、一瞬だけ、出そうとしている音より低い音が出て、ボアーーンボアーーンという感じで本来の音程になる。聴いていて聴き取りにくい。桑田佳祐みたいな感じ。
みつめ ぅあーうと すぬあーぅおにー
って感じで、かならず装飾音符がついている感じで、その装飾音符の音程が定まらない。音程の定まった母音の前に音程の定まらない子音がねっとりと付いてくる。いや、桑田佳祐は好きなんだけど、歌詞は聞き取りにくいし、ましてや歌詞のないインストルメンタルでやると気持ちがわるい。
なんとかならんのか…
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