2019年10月8日火曜日

新世界で新境地

 「働き方改革」でアンサンブルに参加できず、やさぐれ状態だったのだが、演奏会を聴くと合奏をしたい気持ちがふつふつと沸いてくる。ほんとうなら休みが取りやすくなるはずなのに、1時間ずつ分けて取るのはダメよなどというお節介をいうからこんなことになるのだ。放っといてくれよ、そんなこと。こうなると、役所がいうことを「はぁ、そうですか」と素直に聞き入れて、「休みが取れてよかった」などと小市民的な喜びに満たされることは、天邪鬼な性格が許さない。しかし、待てよ。ネットで探したら、平日練習プランでオーケストラ体験ができる、なんてのがあるじゃないか。何を弾くんだ?

 を! ドヴォルザーク「新世界より」第4楽章 ほか

よくアマオケ(菅もあるやつ)で弾く曲だ。こういうのはやったことがないのよね。いつも行っていたのは弦楽アンサンブルだったから。初心者歓迎。どうも恒常的なオーケストラではなさそうだ。ということは、もうすでにどこかでオケをやっている人とか、いまからオケに入りたいと思っている人とか、昔はやっていたんだけどいろんな事情で続けられなかった人とか、そういう人が集まってくるのかも。
 いや、でも平日ってどんな人が集まってくるのよ。そんなところで知り合った人から「うちのオケに来ない?」なんて誘われても、それ、練習が平日の昼間だったりしない? それにドヴォルザークとかチャイコフスキーとか、見ているだけでも難しそうじゃん。ハイポジションもいっぱいあるし。弾けるの? 練習月1回って少なくない? なんて、いざとなるといろいろ考えたりするのだけど、今回は恒常的な団体ではなさそうだし、気軽に参加できそう。ということで、見付けたその日のうちに申し込み。こんなのに参加できるのも、「働き方改革」のおかげじゃん。

 あ、しまった。申し込む前に楽譜ぐらい見ておけばよかった。
 はたして受け入れられるのか?

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