前回の記事で紹介したモーツアルトのディベルティメントのURLをメールに貼り付けて、他のメンバーに感想を聞いてみた。世間には「モーツアルトは嫌いだ」という人はあまりいないとみえて、好意的に受け止めていただいたのだが、そこで大きな問題が浮上。
果たして弾けるのか⁉
どちらの方も大人になってから始められた方なのだが、レッスンの入れ替わりのときにちょっと聴いていると、わりとガシガシなんでも弾いておられるようにお見受けしたのだが、メールの返信には「いい曲だと思うけれど、自分に弾けるレベルなのかどうか、とにかく先生に相談してみるしかない状態です」などといったことが書かれていた。ま、それはそうだ。弾けるかどうかは別にして、先に「情熱大陸を弾く」と決めてかかる「ゲリラ・アンサンブル」ではない。勝つ公算がない戦いはできない。
果たして先生のご意見は如何に
ご多分に漏れず、この曲もネットにフリーの楽譜が上がっている。果たしてヴィオラパートは弾けるのか。動画からもわかるが、ヴィオラパートはとにかく「刻み」。刻みが出来なくてヴィオラが務まるか、とやってみるのだが、これが意外と、「難しい」というより「疲れる」。まるでスポーツをやるような感覚になってくる。最初のうちは軽快に弓を飛ばしていけるんだけれど、続けるうちにウダウダになってくる。これも修行だな。
ヴァイオリンはというと、ファーストはやはり目立つパートだし、ポジションの高いフレーズも何箇所か出てくる。それなりに難しい。いやしかしそれ以上にセカンドは難しそうだ。ファーストのメロディラインを引き立たせるオブリガートのパートなのだが、ずっとオブリガートなので、メロディが読みにくくて大変そうなのだ。
いや、それにしてもこれが弾けるといい。「映え」もする。発表会まではまだ1年以上あるのだし、それまでには何とか出来るような気がしてきた。レッスンもしてもらうのだから、いま出来る曲をやるというのではなく、いまは出来ないけれど1年後には出来るようになった、というあたりの選曲がいい。
ということで、フリーの楽譜をダウンロードして、レッスンのときに先生に相談した。
みごと撃沈。
「あ、これは駄目です。出来ません。」
即答だった。
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