今年はゆっくりと、なんて記事で始まった一年。正月三箇日はケースを開けることもなく、4日になってやっと弾き初め。1時間ほど、セヴシックやら音階やら移弦の練習やらの基礎練習をやった。そうそう、「ゆっくりと」ではなく「じっくりと」練習。その後は3日に1回ぐらい、それも1回30分ぐらいの練習しかしていなくて迎えた初レッスン。さて、どうなることかと思ったのだが、移弦に関しては、じっくりと練習した甲斐があった。
この移弦の練習はセヴシック1巻の11番を教材にしている。ヴァイオリンだと、レラレラミラミラ…、ヴィオラの場合は5度下で、ソレソレラレラレ…とひたすら移弦を続ける。画像の下の方にヴァリエーションが示されているが、2音づつスラーにしたり4音づつにしたりと、スラーの付け方でいろんな練習をする。不思議なもので、先生にお手本を示してもらうと、こんなものでもモーツアルトみたいに聞こえるのだが、私が弾くとこれが、バタバタバタバタ…と聞こえてしまっていた。
先生曰く。
肘で移弦するのではなく、
手首を柔らかく動かして移弦する。
これを練習しましょう、と言われたときは、移弦の練習だとしか思わなかったが、今日言われて見ると、なるほど画像の右上のところに「右手首の練習」って書いてある。右手首を柔らかく使うエクササイズだったのだ。
移弦は練習の成果もあって割とスムーズにできるようになった。弓を返すところ、特に上げ弓から下げ弓に返すところで手首が固いとか、弓を返した後の音が出始めるまでのところに時間がかかってリズムが乱れてしまうとか、長いスラーになるとリズムがグダグダになるとか、まだまだ課題はあるが、3日に1回の練習の成果としてはまずまず。
それで気をよくした訳ではないが、次はアルペジオの練習。これは実際の曲を使う。テレマンのヴィオラ協奏曲ト長調第2楽章の中にアルペジオが続くフレーズがあるので、そこを弾く。このとき、移弦しても左手の指をあまり弦から離さないで、すぐに弦を押さえられる場所に待機させておくというのが、去年から課題になっていた。
これを克服するには、1指から4指まで(当面は3指まで)をいろんな形で押さえた状態にして、順番に指を弦から離す練習をせよとのこと。ふつう、音を出す練習なら、押さえる指を順番に出す練習をするのだが、それとは逆で、離す指を順番に引っ込める練習だ。これなら音が出ないので夜中でも練習できる…のだが…。
その続きで、この曲を最初から弾かせてもらう。実際に曲を弾いてみると、当然ながら移弦もあるし、アルペジオもある。さっきまでやっていた移弦の練習がそこでちゃんと活かされているか…なんてことは全然気にせずに弾いていると、
そこ、さっき練習したのと同じパターンの移弦ですよね
なるほど、そこは手首を柔らかく、なんていうことを少し意識するだけで音が変わる。
まだまだ先は長いな。
先生曰く。
肘で移弦するのではなく、
手首を柔らかく動かして移弦する。
これを練習しましょう、と言われたときは、移弦の練習だとしか思わなかったが、今日言われて見ると、なるほど画像の右上のところに「右手首の練習」って書いてある。右手首を柔らかく使うエクササイズだったのだ。
移弦は練習の成果もあって割とスムーズにできるようになった。弓を返すところ、特に上げ弓から下げ弓に返すところで手首が固いとか、弓を返した後の音が出始めるまでのところに時間がかかってリズムが乱れてしまうとか、長いスラーになるとリズムがグダグダになるとか、まだまだ課題はあるが、3日に1回の練習の成果としてはまずまず。
それで気をよくした訳ではないが、次はアルペジオの練習。これは実際の曲を使う。テレマンのヴィオラ協奏曲ト長調第2楽章の中にアルペジオが続くフレーズがあるので、そこを弾く。このとき、移弦しても左手の指をあまり弦から離さないで、すぐに弦を押さえられる場所に待機させておくというのが、去年から課題になっていた。
これを克服するには、1指から4指まで(当面は3指まで)をいろんな形で押さえた状態にして、順番に指を弦から離す練習をせよとのこと。ふつう、音を出す練習なら、押さえる指を順番に出す練習をするのだが、それとは逆で、離す指を順番に引っ込める練習だ。これなら音が出ないので夜中でも練習できる…のだが…。
その続きで、この曲を最初から弾かせてもらう。実際に曲を弾いてみると、当然ながら移弦もあるし、アルペジオもある。さっきまでやっていた移弦の練習がそこでちゃんと活かされているか…なんてことは全然気にせずに弾いていると、
そこ、さっき練習したのと同じパターンの移弦ですよね
なるほど、そこは手首を柔らかく、なんていうことを少し意識するだけで音が変わる。
まだまだ先は長いな。
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