2018年12月9日日曜日

基礎練習の連鎖

 いつも発表会の後に思い立って始めるものの長続きしない基礎練習が、今回はしばらく飽きもせずに続いている。基礎練習ばかりではなくて、練習前の指慣らしに少しやって、そのあとは曲をやるというスタイルがいいのかもしれない。お馴染みのsevsikなのだが、ヴィオラ用に少しアレンジをしている。それと「No.1」と書かれている下にある小さい楽譜のところも練習メニューに入れたので、もともと24小節しかないもの(左)がA4で2ページの大曲(右)になってしまった。

sevsic sevsik

これと、音階(右写真の3頁目)が目下の課題。

 いろいろと出来ないところがあるのだが、レッスンではあれもこれもと課題を出されるのではなく、いくつかの課題に絞ってレクチャーがある。ある時は、リズムを一定に保つという課題が出され、別のときには元弓を使いましょうという課題が出される。音程もかなり怪しいのだが、そこは目を瞑って、リズムと言われればリズム、元弓と言われれば元弓と、課題を絞って練習する。すると練習したところは一応はよくなる。ただ、別の課題が出るともうその課題はお預けになってしまうのだが。

 改めてやってみると出来ないことだらけだ。
 前回のレッスンでは、「だいぶ良くなりましたね」とお褒めいただいたのだが、自分では左手親指の付け根が痛くて練習が思うように続けられなかったので、そのことを訴えて、それが課題になった。今回のレッスンでは、その問題が解決しないまま、再びリズムが問題になった。前回は16分音符になると走る、というのが問題だったのだが、今回のリズム問題は、移弦や弓を返すところでリズムが乱れるという問題。これはアンサンブルの合わせでも感じていた問題なので、深刻さの程度は軽くない。それでsevsikの中でも移弦の練習を課題に加えることになった。すると、いままでは主に左手の問題にフォーカスしていたレッスンが、右手の課題が前面に出るものに変わる。弓の持ち方からやり直し。

 こうして基礎練習の課題から別の課題が見えてきて、基礎練習が連鎖していく。
 今年が6月方9月まで毎月「本番」があったのだが、しばらく発表会も演奏会もないので、この間に少しでも基礎を改善していかなければ。

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