そんなわけで、祭りのような興奮の中で定期演奏会は終わっていった。上手に弾けたかと言われると答えに困ってしまうが、楽しくは弾けたと思う。最初にこのアマオケの演奏会を聴きに来た時に自分が感じた楽しさと同じような楽しさを、この日のお客さんも感じてもらえただろうか。言い訳ぽく聞こえるかもしれないが、わざわざ聴きに来てくださる方には、「上手だったわ~」というよりも「楽しかったわ~」と言ってもらえるほうが嬉しい。上手な演奏を聴きたいのなら、いまやCDすら買わなくてもいい時代だ。しかし、パソコンの画面で聴く音楽から伝わっては来ない、目の前で弾いているからこそ伝わるものはきっとあると思う。
そんなわけで、「上手な演奏」にはあまり貢献できなかったのだが、「楽しい演奏」にはどれだけ貢献できただろうか。今回の演奏会では、頼まれもしないうちからプログラムの曲紹介を買って出たり、自分の好きな曲を1曲入れてもらったり、新参者なのにずいぶん好き放題にさせてもらった。私個人としては楽しくなければ罰が当たるほどなのだが。できあがったプログラムを見て、メンバーの人たちはどう思っただろうか。私の推薦で入れてもらった曲はメンバーの人たちに気に入ってもらえただろうか。そういうところが本当は大事で、ステージの上全体が楽しい雰囲気になっていてこそ、お客さんにも楽しんでもらえるのだと思う。そういうのは録音を聴いても分からないのだ。
そんなわけで、「上手な演奏」にはあまり貢献できなかったのだが、「楽しい演奏」にはどれだけ貢献できただろうか。今回の演奏会では、頼まれもしないうちからプログラムの曲紹介を買って出たり、自分の好きな曲を1曲入れてもらったり、新参者なのにずいぶん好き放題にさせてもらった。私個人としては楽しくなければ罰が当たるほどなのだが。できあがったプログラムを見て、メンバーの人たちはどう思っただろうか。私の推薦で入れてもらった曲はメンバーの人たちに気に入ってもらえただろうか。そういうところが本当は大事で、ステージの上全体が楽しい雰囲気になっていてこそ、お客さんにも楽しんでもらえるのだと思う。そういうのは録音を聴いても分からないのだ。
そんなことで、今年のビッグイベントが終わった。いろいろ反省する。いつもなら、「今日はあそこが弾けなかった」とか「この曲がまだいまいちだ」などと思いながら、次の週の練習までに練習するところなのだが、もうこの曲たちの練習をすることは当分ないと思うと、ちょっと寂しい。当面、本番はないので、気分を入れ替えてセヴシックなんかをやるか…、といつも本番が終わると思うのだが…。
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