前回のレッスンのあと、発表会用の曲の楽譜を購入した。パブリックドメインなので、楽譜そのものはネットにあるのだが、もとのものはヴィオラのソロを弦楽アンサンブルで伴奏するものなので、ピアノ伴奏譜がなかった。購入したものはヴィオラのソロをピアノで伴奏するようにアレンジされている。別の曲の楽譜を探しに行って、楽器屋さんで偶然見つけた。
これで発表会はばっちりだと意気揚々帰ってきて問題が発覚。いままで見ていた楽譜はすべてハ音記号で書かれていたのだが、買ってきた楽譜は一部、ト音記号の部分がある。ヴィオラをやらないひとには、よくもハ音譜みたいなあんな変な楽譜が読めるなと思われる向きもあるかもしれないが、いちどこれで慣れてしまうとト音記号が読めなくなってしまう。少なくとも私の場合は。横に階名を書いたりしてみたのだが、やはり上手くいかない。
それで、コピーを2枚とって、片方からト音記号の部分を抜き出し、下の2線を重ねるようにしてもう一枚に重ねて貼り付け、もともと書かれていたト音記号の譜面を消してしまう。
ハサミや糊を使っているのがなんか原始的。スキャンして、せめてペイントでも使ったらもうちょっと楽なんじゃないの。はい、仰る通り。あとで気付きました。
内容にも少しアレンジが入っていて、ひとつはカデンツァが書き加えられていること。それも「これでもか」っていうぐらいハイポジションを使わないと弾けないようなカデンツァ。そして、重音が増えていること。
前回のレッスンでは、重音がちゃんとハモっていないのを何とかしてくるようにという宿題があって、重点練習課題にしていたのだが、それが増えてしまった。それに加えて、ポジション移動させながら華麗にカデンツァを弾き切るという練習課題が増えてしまった。
しかし、ここはめげないで、本番までにひとつづつ課題を片付けていくしかない。弓を弦の上に置いてから弾くという課題はクリアできたじゃないか。付点音符のリズムだって、この調子でやっていけばきっとできるさ。
そんなわけで目の前の課題に無欲で取り組む毎日。
そして迎えたレッスンでは… この続きは次の記事で。
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