2017年12月5日火曜日

リズム

 先月は、私の都合でレッスンをキャンセルしたので、1カ月以上、間が空いてレッスンを再開した。その1か月間の前半はほとんど練習が出来ていなかったものの、後半は練習を再開。前のレッスンで言われていたのは、リズムと弓の返しだったので、とにかくそこを重点的に練習したのだが、再開後のレッスンでも、やはり言われたのはリズムと弓の返し。

 うむむ… なんて進歩がないのだ。

 レッスンの冒頭。
 「なんの曲をやっていましたっけ」と先生。「AVE MARIAです」「誰の?」
 そこで「Gounod」が読めない私。外国人の名前はたいてい読みにくいが、フランス人の名前はいちばん読みにくい。ま、ロシア人の名前をЧайковский なんてロシア語で書かれた日には撃沈間違いなしなのだが、Gounod=グノー は読めそうで読めない。

 いや、でも、ちゃんと調べていたんですよ。
 前回のレッスンでは、長く伸ばす音を中心にリズムが取れていないという注意を受けて、伴奏をイメージしながらというアドバイスをもらったのだけれど、調べてみたら、この曲の伴奏って、バッハの平均律クラヴィーアなんだ。あ、聴いたことがある! そういえば途中でやたら臨時記号がつくところがあるけど、そうか、それはバッハが「どうだ。平均律ってこんなことできるんだぞ」と言わんばかりに作曲した曲に載せているからなんだ。なんてことをイメージして、メトロノームさんといっしょに練習してきた。
 その効果があってか、長く伸ばすところのリズムは何も言われなかった。

 問題は、2分音符の前に装飾のようにつく16分音符。「マリーーーーーーーアーーー」ってなるところの「マ」のところが16分音符でもない、8分音符でもない、変な長さになっている。先生に見本を見せてもらって、「いや、そう弾いているつもりなんですけど」と言ってみたものの、「そうなっていない」と軽く撃沈。
 移弦の前やポジション移動の前は、その先を焦っているせいか、音が短くなりすぎで、しかも次の音が早く出すぎ。なんかこれもデジャヴな感じ。

 ま、それでもわずかに進歩はしたのか。
 長い音は言われなかったしな。

 とりあえずレッスンを再開できたことが進歩なのかも。

0 件のコメント:

コメントを投稿