新年が明けた。
毎年、「今年の目標」などということを掲げて取り組むのだが、このところ、毎年、「年末まで続けること」が目標になっている。そしてその目標は昨年も達成できた。ヴィオラを弾いているおかげで、あるいはこのブログを書いているおかげでたくさんの人に励ましてもらった。ヴィオラのおかげで生きてこられたといっても過言ではない。そして時々更新するこのブログが生きている証にもなっている。ただ、ときどき更新が滞ることがあるが、それはネタに困っているからだけで、けっしてその期間、仮死状態にある訳ではない。
ヴァイオリンを習い始めて満13年。ヴィオラも満5年を過ぎて、いまさらとも思うが、続ければ続けるほど、続けることのたいへんさと大切さがわかる。
続けるというのは、何も難しい曲に挑戦し続けることではない。
いままでは、いつかあの曲を弾きたいという思いが先行していて、常に、自分がいま弾ける曲より難しい曲に挑戦し続けていた。パッヘルベルのカノンが弾けなかった頃は、いつかこの曲を弾きたいと思っていた。それが弾けるようになったらバッハのドッペルが弾きたいと思った。まわりの人がみんな自分より上手に感じられて、それに遅れまいとか、合奏で足を引くまいとか、そういう思いがあって、それがヴァイオリンを少し肩肘張った道楽にしてしまっていた。
今年の目標は、そういうことをわかった上で「続ける」ことかな。
この趣味がなくなると寂しいこともよくわかっている。だから、それを失うまいと必死に続けるのでもなく、もっと自然体で、一生懸命に頑張らないで続ける。
どうすればいいのか自分でもよくわからないのだけれど。
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