スタジオに着くと、先生と奥さん、御主人がおられる。先日の発表会のお礼を言うと、私のステージが「一皮剥けた」感じで楽しげだった、との講評をいただいた。素直にこれはうれしい。このスタジオの発表会ならではの雰囲気をいつも楽しみにしているのだが、何回か出ているうちに、自分もその雰囲気を作る側に回ってきたのかもしれない。
ステージで演奏している人を見ていると、まるで自分を鏡に映しているようにさえ思える。演奏にはそれぞれの人柄が出てくるのだが、みていて「あ、いいな」と思っているときは「自分もこうありたい」と思っているとき。「わ、すごいな」と思っているときは「自分にはとてもできない」と思っているとき。楽器こそ違うけれど、そこで弾いている人を見ながら自分がその時にステージに上がっている間接体験をしているようにさえ思える。
これで音階練習するのさ ヴィヴァルディ四季 冬のラルゴ |
そんなことを考えながら、次はぜひ、他の楽器とのセッションをやってみたい、などと思っている。こういうのは、このスタジオの発表会ならではなのかもしれない。複数の先生のお世話になるので、スタジオにはお手数をおかけしてしまうのだが…
そんな訳でまずはこれ。ヴィヴァルディ四季の冬のラルゴで使われる変ホ長調の音階練習。
えっ、そこから?
えぇ、そこからです。この曲の伴奏をマリンバの先生にお願いできないかなぁ、と考えているところ。ちゃんと弾けないとバヨ先生に申し訳ないので、まずは音階練習から。
なんとも気の長い話なんだけど。
そして、もうひとつはこれ。
メトロノームには合わせられません お馴染みの情熱大陸 |
- 私みたいな、おっちゃん
- 大人になってから始めた
- 割と意地になる
- 必死さがステージに出てしまう
- 上手じゃないけど楽しそう
とかいう共通点があると勝手に私が思っている人、何人かに声かけて、セッションをやろうという目論見。
発表会のあとの打ち上げで、けっこうこの話題で盛り上がっていたのだが、必ずしも「やろう」という賛意が示された訳ではない。やるとしても他の曲かもしれないのだが、果たしてどうなるか。
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