発表会の会場 |
こういう動機で書くレポートなので、読んでも何の役にも立たない。最近、読んで役に立たないことをネットに書くと、読んだ時間が無駄になったと言わんばかりに批判的なコメントというか、何を批判しているのかもよく分からないヘイトコメントを書くことを業としておられる方も大勢おられるが、そういう方は、右上の×マークをクリックすれば不愉快な思いをせずに済みます。
さてさて、いつもレッスンを受けているスタジオは、ヴァイオリンだけでなく、ピアノ、クラリネット、フルート、サックス。マリンバ、声楽など、いろんな楽器のレッスンが受けられる。ピアノは子供たちが多いが、他の楽器は大人が中心。毎年開催される子供の発表会とは別に、2年に一度、大人の発表会がある。私が住んでいる県は、人口でいうと全国28位の田舎だが、これだけ多種多様な楽器のレッスンを受けられる教室は都会でも珍しい、というのは講師のお一人の言説。確かにそうかもしれない。当然、発表会でも多種多様な楽器の生徒さんが、入れ替わり立ち代わりステージに立つ。どの人も、すごく上手だったり、すごく楽しそうだったり、子供の発表会とは違う独特の雰囲気の中で、演奏される方おひとりお一人のキャラクターが演奏に滲み出てくる。聴いてる分には楽しいが、聴かせる分には結構、プレッシャーの強い発表会だったりする。
会場はコンサートピアノもある立派なホール。出演者22人のために講師の先生9人が1日、予定を開けてくださるという、素人の演奏にはもったいないような、申し訳ないような発表会だ。
今回の発表会での私の出し物は2ステージ3曲。
ひとつは、ヴィオラで弾くバッハ無伴奏チェロ組曲1番のプレリュード。もちろん伴奏は付かない。ステージの上は私一人だ。
残りの2曲は弦楽アンサンブル。チェロだけは2人の4パート5人による弦楽四重奏で、おなじみ「天空の城ラピュタ」から「きみを乗せて」と、パッヘルベルのカノン。ラピュタはもちろんヴィオラパート。カノンも、原曲はヴァイオリンで弾くところをヴィオラ用にアレンジしていただいた3バヨを弾く。
発表会は1時からなのだが、ホールは朝から借りられていて、午前中はリハーサルがある。一般の人も来聴歓迎なのだが、午前中のリハーサルも入口のカギを締めている訳ではないので、誰でも聴ける。本番は午後だけだが、自分としては1日中が発表会。アスリートにとって開会式から閉会式、いやその前の出場選考をするシーズンの競技をすべて含めてオリンピックなのと同じかどうかは分からないが、とにかく特別な1日だ。
(つづく)
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