2014年7月20日日曜日

アンサンブル練習とレッスン

 発表会まで約1ヶ月。この1ヶ月でアンサンブル2曲とソロ1曲を仕上げないといけない。全部足しても10分ぐらい。どの曲も有名どころばかりなので、譜読みにはそんなに苦労はしないのだが、間違った時にはすぐバレる。

 アンサンブルのうち、パッヘルベルのカノンは、個人練習を積み重ねていくしかない。掛け合いが難しいとか、そういうところはあまりないので、ひとり一人がちゃんとテンポ通りに弾けば、合わせればハモるはずだ。ところが、この「テンポ通り」というのは難しい。最初は4分音符なので余裕をかましていられるのだけれど、途中には32分音符が炸裂するフレーズもある。しかも、みんなが同時に32分音符なら、阿吽の呼吸でリタルランドが掛かっていい按配にもなろうものなんだが、自分が32分音符で指をくるくる回している間は、他の人は4分音符とか8分音符で伴奏していたりする。いまは練習なので、ネットの動画を聴きながら、間違えたら途中で止めて、復活できそうなところから復活すればそれなりに満足感も得られるのだが、本番でやらかすとこれが結構恥ずかしいかもしれない。

あ、いまヴィオラ止まっている

というのが誰の目にも見えてしまう。
いや、ヴィオラってことは見ていてわからないかもしれない。

あ、あの、チェロの隣の人、いま弾いていない

なんてことになる。

 もうひとつのアンサンブル曲はジブリ映画の曲。こっちは弦楽四重奏にアレンジされていて、パート間の掛け合いとか、そういうのがカッコいい。アンサンブルの妙味を聴かせる曲なのだが、それだけに、合わせる練習をしておかないと大事故になってしまう。
 先週、2パートだけで練習したのに続いて、今週は3パート3人の合わせ練習と、レッスンを受けた。ひとつパートは足りないとはいっても、3パート揃えばそこそこ「曲」らしくなる。ただ、私はというと、まだ

他のパートを聴いて

という余裕がなくて、とにかく必死で自分のパートを弾いている感じ。レッスンではそこを直球で指摘された。

そこのヴィオラは静かに

弾いているのかいないのか分からないぐらいの大きさで弾く。
なんてことを仰いますが、弾いていなかったらバレますよ。
いや、そういう時は無理に弾かずに、次の小節の頭から何食わぬ顔で続けるそうです。

 しばらく、アンサンブルにばかり気を取られていたので、ソロの曲を練習していない。こちらの方は無伴奏の本当にソロなので、自分が弾かない限り先に進めない。他の人に合わせる必要はなくて、そのかわり、ただひたすら自分だけで曲を続けていかないといけない。

 アンサンブルのレッスンのあとで、臨時にこのソロの曲のレッスンもしていただいた。やはり、この時期は「弾き込み」の時期。ちょっとしたブランクが結構な後退になってしまう。もうちょっと練習時間を確保しなければ・・・。

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