発表会までは、とにかく発表会第一優先で、いろいろなことを後回しにしていたのだが、発表会が終わると、その後回しにしていた課題がいろいろ出てきた。
自分の発表会があるので、アマオケの方は後回しだったのだが、いよいよそれも本格的に練習しないといけないなぁ、と思い出したのだが、なにせ曲も多いので、課題は多方面にわたる。
ひとつ大きなこととしては、5拍子だとか、3/4拍子と6/8拍子が交互に出てくる曲とか、いわゆる変拍子の曲があって、みんなが苦労しているので、とにかく音を出してみた。スコアを借りてパソコンで写譜して、MIDIファイルを作る。自分のパートだけ聴いたり、主旋律だけを聴いたりできるので、練習はしやすくなると思う。自分は練習していないけど、他の人が練習しやすくなるということは、全体としてパフォーマンスを上げることには貢献できるはず。そんなこと言っていないで練習しないといけないのだが。
写譜をしてみていろいろわかったこともあるので、これはまた記事を書くかもしれない。
ヴィヴァルディのフルート協奏曲は、まるで音階練習みたいなフレーズなのだが、これがなかなか思うに任せない。会社から帰ったあとでも、音を出さずに指だけ練習すればいいのだが、こういう時に限って仕事も方も立て込んできて、帰りの時間も遅くなりがち。
Parryという人の曲は、先生も、ヴィオラが難しいと仰っておられたのだが、何度も練習しているうちに、だんだんこの曲の言いたいことがわかってきた感じ。弾けないなりに楽譜を追えるようになってきた。この感覚って言語化しにくいけど、けっこうおもしろい体験だと思う。
こんなふうに、いよいよアマオケの練習に傾注できるかと思っていたのだが、もう次の発表会がスケジュールに上がってきた。それも8月6日というから、あと4ヶ月(と言っている間に1ヶ月が過ぎてあと3か月)しかない。
これは事情があって、3月の発表会は先生が主催で、先生が他の教室で教えておられる生徒さんもくる。楽器はヴァイオリンばっかり。そして8月の発表会はスタジオの発表会で、スタジオの生徒さんばかりだけれど、楽器はいろいろ。
いままでは2年に1回の割合で8月の後半にしていたのだが、コロナで思い通りにいかなかったのと、同じスタジオで習っている子供たちの発表会が毎年あったのだけれども、これも子供の数が減ったので、大人の発表会と合わせて開催することになったとか、いろんな事情があって、急遽きまった感じ。
2年に1回とは言え、何度か発表会をやっていると、「いつもの方」が顔馴染みになってくる。それで、中年、男性という共通点がある3人でアンサンブルを、という話になって、このところ毎回「出し物」をやっているのだが、肝心の楽器は、クラリネット、ヴィオラ、マリンバと、まったく共通点がない。必ずなにかの曲をアレンジするしかないのだが、これも結構たいへん。もちろん、それはそれで面白いのだが、曲を決めるところから結構時間は取られる。
それと、スタジオでも弦カルのレッスンを始めたので、弦カルの発表もある。アマオケと違って、1パート各一人。落ちるわけにいかないから、アマオケ以上にしっかり練習していかないといけない。3月の発表会が終わって一段落したところで、次は何の曲? というので候補がいっぱい出てきた。ひととおり練習してレッスンに臨む。
そういうことをやっていると、自分のソロのレッスンで見てもらって、発表会でソロで弾く曲のことはどんどん後回しになってしまう。
そんなことで、今月は記事のネタには事欠かなかったのだけれど、ブログの更新まで手が回らなかった。来月は、少しずつネタを放出できると思う。
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