2020年2月15日土曜日

アンサンブル自主トレ

 昨年から、いつもお世話になっているスタジオで、アンサンブルレッスンが始まった。最初に比べると、だんだんとアンサンブルらしくなってはいるのだが、いったいどれぐらいのレベルで弾けているのだろうか。いつもは個人レッスンとアンサンブルレッスンの組み合わせなのだが、今回は先生の都合で個人レッスンはなく、アンサンブルレッスンのみ。そして、そのあとスタジオは空いている。ということで、初の自主トレとなった。

 開始早々、
 録音してみましょう
 ということになった。実は、前回のレッスンでいちど録音している。その結果…
 本当なら、個人練習のためにメールで共有して、それを聴きながら練習するつもりだったのだが、共有するまでにお蔵入り。そして迎えた今回のレッスンと自主トレだった。

 実際に録音したものを聴いてみると、自分たちで思っているほどには合っていない。というか、他人の演奏なら聴くに堪えないレベルかも、ということが分かった。
 しばし沈黙
 めっさ頑張って弾いているのだが、その「頑張っている感」がハンパなく伝わってくる。先生がよく「力を抜いて」と仰るのを聞くが、こういうことなのか、という感じだ。音程があっていないとか、そういうことではなくて、この音色ではたとえぴったり音程が合っていても重ならないのでは、なんてことを言い合いながら、まずはこれを何とかしようということになった。いろいろあれこれ言い合って、何度か録音しているうちに、だいぶ改善されたような気はするのだが。

 これ、ひとりで弾いているときも同じような音色なのだが、ハモらせてみると「合っていない感」が際立ってくる。他の楽器と違って、音程を合わせるのが難しい楽器なので、つい、フィンガリングばかりの練習になってしまって、フィンガリングが出来れば「終わり」みたいな感じになりがち。ロングトーンの練習とか、しばらく疎かにしていたのだが、やっぱり、そういう基礎は疎かにできない。

2020年2月11日火曜日

ヴィヴァルディ祭

 アントニオ・ヴィヴァルディ。1678年3月4日 イタリアのヴェネツィア生まれ。
 小学校の教科書にも載っている「四季」でお馴染みの作曲家なのだが、来月がお誕生日だ。そのお誕生日をみんなでお祝いしようというイベントが毎年あるらしい。ネットで散々調べたり、人伝に聞いたりして、いろいろ調べてみると、どうやらプロの演奏を聴いたあと、
それじゃ、みんなで弾きましょう
コーナーみたいなのがあるらしい。今年はこの2曲ということだ。





もうすっかりお馴染みの曲なのだが、侮るなかれ、めっさ速弾きらしい。そんなわけで、この音源を聴きながら、この速さについていく練習。

 うむむ… なんとか行けるか?

 ぜんぜん関係ないが、歳をとるにつけ、それまでは正月に集まっていた親戚が疎遠になり、最近では葬式か法事のときにしか会わなくなってしまった。だからいつも黒いネクタイをしている。自分が死んだら、命日には集まらなくていいから、誕生日に集まるように遺言しておこうと思う。生きていたら米寿だよね、とか100歳だよね、なんて集まりだったら、何も黒い服である必要はないし、なんなら温泉とかで美味しいものを食べて誕生日を祝ってもらえる。ヴィヴァルディのように何かをこの世に残せるわけではないが。