Mozart の "Exsultate Jubilate" の全体像が見えてきた。たぶん、本番は120ぐらいなんだろうけど、とりあえずメトロノームを80にして第一楽章を通す。何箇所か指が回らないところがあるけれど、なんとか最後まで通せるようになった。第二楽章は緩楽章なので、速さは問題ない。第三楽章は何となく簡単そう。そこで、メトロノームを100にしてやってみる。おや不思議。指が回らないところは相変わらず回らないけれど、他のところは弾けるじゃん。
ここまで来たらゴールは見えてきた。
そんなに焦らなくても大丈夫だろう。
↑ウサギとカメのウサギみたいな心境
本番より多少遅いとはいえ、メトロノームを鳴らしていると、なんとなく主旋律がイメージされてくる。YouTubeを開けばいくらでも音源がある時代だから、何度も繰り返し聴いて、だいぶイメージが付いてきている。オーケストラを聴きながら、自分のパートをイメージできるようにもなってきたし、反対に自分が弾いているときも他のパートだとか、ソプラノの声がイメージされるようになってきた。そうなると、弾いているのも結構楽しい。予想通り、練習しながら一人で盛り上がることもしばしば。
あぁ、ここ、Mozartらしいなぁ
なんて思うと、早くそのフレーズをアンサンブルで合わせたくなる。まだちょっと速さが足りないんだけど、少なくとも、2年前にやったBachの Brandenburg Concerto よりは、弾けている度合いが高い。
レッスンの方は、『ヴィオラ名曲31選』の1番、Ave Verum Corpus が、いろんな課題を残したまま、
こればっかりやっていても飽きますから
という理由で卒業。いや、ほとんど中退だ。次の Mozart ピアノソナタ11番のテーマも、次ぐらいに強制退学させられそうな気配。そしてMozart ヴァイオリンDuo 2番をヴィオラにアレンジしたやつは、ゆっくりなんだけど楽譜が真っ黒。Ave Verum Corpus の7~8曲分ぐらいの音符があって、最初の12小節から先に進めない。
そんなわけで、しばらくはMOZART地獄の様相を呈していたのだが、ちょっとそろそろ他の曲も、という雰囲気になってきている。
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