2016年2月18日木曜日

ドッペルとその後

 いろいろ忙しくてブログを更新できなかったのだが、ヴィオラは続けている。いろいろ忙しくて制約がある方が、なんとか練習時間を作ってやろうと必死になるものだ。

 先月の終わりに、久しぶりのバヨ会があった。私の出張にあわせてわざわざ開催していただいたみたいなバヨ会で、とにかく、そうやってお会いできるだけで嬉しい。首都圏の某政令指定都市の結構立派なホールの練習室を借りてのバヨ会だった(いや、別に場所を秘匿する必要もないのだが)。

 お題目は大曲が2曲と小品が数曲。その大曲のひとつがドッペルだった。
 初めてヴィオラに挑戦。なんかずいぶん足を引っ張ってしまったのだが、去年、アンサンブルでブランデンブルクをやったときを思えば、まだいい方。いちおう、いま何処を弾いているのか見失わないぐらいにはついていけた。去年の経験ではそのレベルに至るまでに4~5回は通ったものだ。たぶん、あと2か月ほど毎週練習をすれば、ステージに上がってトラの陰でこっそり弾くぐらいなら出来るかもしれない。
 バヨ会ではよく弾く曲だし、こうして一度、合わせられたのはとても嬉しい。次に弾く機会までにはもう少し上達しておきたいものだ。

 そのあと約1週間、ホテルの部屋にヴィオラはあるのだが、そこで弾くわけにもいかず、たまにケースを開けて左手の指の練習をしたぐらいで、まったく練習しないまま出張が終わる。そのあとは怒涛のような毎日なのだが、それでも2日に1回ぐらいは、朝、早起きして30分ほど練習時間を確保。発表会で弾く予定のヘンデルのヴァイオリンソナタの難しいところを繰り返し練習するのだが、難しいところはやっぱり難しい。

 発表会のことをスタジオで聞いたら、最近、発表会に出る大人の生徒が減って、ちょっとどうしようかと決めあぐねておられる様子。子供の発表会と合同になるかも、なんてことも仰っておられた。子供の方が上手いんだよな~。

 そんな訳で、バヨ会でお世話になったみなさん、ありがとうございました。次までにドッペル練習しておきます。