いまさらながら、あけましておめでとうございます。
今年もまた、役に立たない記事を垂れ流しにしていきますので、お暇な方だけ見てください。
さて、予報では、元旦の未明から荒れた天候になるとのことだったが、幸い、風は強いものの雪はそれほどでもなく、初日の出も拝めたようだ。大晦日は、紅白を最後まで視てからウダウダして寝たのだが、目覚ましは元旦もいつも通りの時間に鳴った。まだ外は真っ暗。簡単に小腹を満たして、元旦の夜明け前にヴァイオリンの弾き初めに出掛けた。
年末のレッスンでは、左手親指の力を抜くという宿題が出されたのだが、弾き初めからそんな練習をしていると気分が沈むばかりだ。その練習が大事なのは分かるけれど、正月だけはそれを忘れて、バッハのドッペルを1時間半ほど練習した。いくら練習しても弾けないこの曲は、もはや永遠に完成しないどっかの国の教会みたいになっているが、今年こそはこれが弾けるようになりたいものだ。
元旦の午後からは、この辺りでは珍しい大雪。20センチほど積もって道路も真っ白になった。2日の昼間には、少なくともクルマが走るところはいったん融けたが、2日夜に再び積雪。いつも練習している朝の時間にクルマを出すのはちょっと危なくて、元旦以来、ヴァイオリンを弾いていないのだが、今年も年末までヴァイオリンを続ける、というささやかな目標にむかって精進していこうと思う。
ある新聞のコラムでは、正月の雪は吉兆という伝承があるかのような記事があったが、それはあるいは稲作が日常生活や経済活動の中心だった時代の永年の経験の積み上げが背景にある「言い伝え」なのかもしれない。ま、当時の正月はいまの暦だと2月の始めぐらいだったので、それをそのまま昨日、今日の天候に当てはめて、今年は気候が安定するかもしれない、などということも出来まいが、この雪で正月早々幸先がわるい気分になるのではなく、「今年こそは」というぐらいのつもりでやっていきたい。
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