あわねぇ
と思う一方で、
きれいじゃん
と思う箇所も何箇所かあって、少なくとも、
練習しなきゃあ
という思いは強くなった。
そんな訳で、今週はパッヘルベルのカノンを集中的に練習している。
いちばん問題なのは、ひとりで弾いているときは自分のペースで弾けるし、失敗したら好きなところからやり直せばいいのだけれど、別のパートと合わせるとなるとそうはいかない。そこで
- メトロノームに合わせる
- 間違ったところは、5回続けて間違わずに弾けるまで繰り返す
という練習をすることにした。
いっけん、それほどなんでもないように思えるのだが、これがやってみると結構たいへんなのだ。
まずメトロノームの速さだが、八分音符を60にしてやってみる。たぶん、本番もこれぐらいだろう。最初の四分音符が並んでいるところは問題なくメトロノームに合わせられる。次の八分音符もあまり問題はない(少ししか問題はない)。その次の16分音符のあたりからちょっと怪しくなってくる。そして、サビともいえる「ピーヒャラピーヒャラピッヒャララララララ・・」のところになると、何度やってもメトロノームが急に速く動き出すように聞える。そうなると当然、メトロノームの「カチッ」っていう音と拍の頭が合わなくなる。そこを合わせようと焦って指がまわらなくなってジ・エンド。
そこで今度は2番目の課題。間違ったところを5回続けて間違えずに弾くまで繰り返し練習する、というルーティンに入る。くだんの、「ピーヒャラピーヒャラ」から弾きだして、なんとかその4小節をクリアしようと思うのだが、やってみると、さっき間違ったところに行き着くまでのところで間違ったりする。こっちが間違って溜息ついているのに、メトロノームは相変わらず、カチッ、カチッ、と音を刻んでいる。なんだか、「早く弾けよ、ウヒヒヒヒ どうせまた間違えるんだろう」と言われているみたいだ。
これでは「ピーヒャラピーヒャラ」から先に進めない。
そこで、最初に間違えたところ以外で間違えた場合は、(1)その回をノーカウントにして、最初に間違えたところを5回続けて間違わずに弾ければいいことにする (2)間違えた場合でも、メトロノームを聴きながら元のリズムに戻れた場合はOKにする という細則を決めて、それで何とか最後まで弾けるようになった。
いや、これで弾けることになっているんです。
実際にやってみるとこうなる(完成予想図につき実際とは異なる場合があります)はずだ。
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