2014年6月15日日曜日

刻めなくてヴィオラが務まるか!

 先月、発表会の合奏用にとジブリの曲をいただいて、しばらくこればかり練習をしている。後半、重音が炸裂するところは、


 無理をせずにリズムを取ることを重視して、

というご指導があったので、バッサリ重音をやめて、上の音だけを弾くことにした。といっても、ポジション移動せずに重音が出せるところは、練習しながらボチボチ重音にするようにしているので、本番はもう少しそれらしく弾けるかもしれない。

 問題は前半の刻み

 それほど深刻に考えていなかったのだが、これが意外に難しい。

 ヴィオラ係が何をいまさら

と思われるかもしれないが、バロック中心にやってきたので、いままではあまりこういう刻みはなかった。あまり、というか、この八分音符の真ん中に斬捨て御免の如く刀で刻んだような音符を見たのは、前回の発表会のときの、そのときも確かジブリだったが、そのときだけだ。しかもその時は4小節だけだったので、あっという間に終わってしまった。今回は延々と続く。

 練習していて思ったのは、

  1. きっと刻みをやるときは、頭の中では
    「ファファララソソララシシララソソララ ファファララソソララシシララソソララ」
    と唱えるのではなく
    「ファッラッソッラッシッラッソッラッ ファッラッソッラッシッラッソッラッ」
    と唱えながら、弓のダウンとアップを一連の作業として行うということと、
  2. メトロノームに合わせると、4拍目にどうしてもrit(リタルダント/次第に遅く)が掛かってしまい、次の小節の頭の拍が出遅れてしまうということ
の2点だ。とくに2番はかなり致命的。メトロノームを遅めにしても上手くいかないというのは、根本的にリズム感覚がないということか・・・。

 しばらく、個人発表のバッハはお休みで、ジブリばっかり練習している。ちなみにアンサンブルはもう一曲あって、お馴染みパッヘルベルのカノンのサードヴァイオリンをハ音譜にアレンジしたものをいただいた。いきなり3ポジから始まっていたり、オクターブ低いところはこれまで馴染んだ指遣いと異なる指になるので、それなりに練習しておかないとヤバいのだが、これも手つかず。本当に間に合うのか・・・・ 東京オリンピックより発表会の方が早いぞ。



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